たゆたえども沈まず/原田マハ | M's blog

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アサブロでプロレスネタのブログやってますが、こちらではプロレス以外のことをひっそりと書こうと思います。

文庫本を作家読みします。

好きな作家の本は出たら必ず買って読みます。

 

コロナ禍から、読書量が減ったのもあり、

ずっとレギュラー作家の本を買うだけで

常に溜まっていたのですが、

遂に全てはけました。

 

すごく久しぶりに何か新しいものを読もうと思い、

読んだのは、これでした。

 

 

テレビ朝日の「博士ちゃん」で

葛飾北斎博士ちゃんの時に、話が出て

面白そうだなと思っていました。

 

原田マハという名前は目にしていましたが、

どんな作品を書くのかは、まったく知りませんでした。

 

ゴッホと日本人画商・林忠正の出会いの物語です。

ゴッホの弟で画商のテオ、

林の弟子に当たる架空の人物、加納重吉が中心となり、

フィクションですが、ゴッホの生涯を描いた作品です。

 

ゴッホが日本の浮世絵に大いなる影響を受けた

ということで、北斎が出てきます。

 

ゴッホは知ってはいましたが、

弟のテオ、林忠正という人は知りませんでした。

 

フィクションということですが、

ゴッホ兄弟の人生はとても興味深く

読み応えがありました。