去年通販で取り寄せたクワンソウの鉢植え。
オキシピナタニンは推定20mg。
無事冬を越して子株ができるまでに成長したので
念願のクワンソウ茶をつくってみました!
果たして安眠効果は感じられるのでしょうか?
乾燥した葉を乳鉢でひたすらゴリゴリ。
お湯を注いで、クワンソウ茶の出来上がり。
このしゅっとした葉っぱがクワンソウです。
今年は梅雨が長くて乾かすのに苦労しました。
1時間くらいかかってようやく抹茶状になりました。
回転寿司のお茶のようです。
肝心の安眠効果はいかに…?
あいにくその夜、赤ん坊に複数回起こされたため、安眠効果はよくわかりませんでした!ガーン!
きもち寝つきがよかったような気がしますが、確証はありません…。
ていうか、摂取量は足りていたんだろうか?
ちょっと調べてみました。
2013年に、クワンソウの成分であるオキシピナタニンの睡眠改善剤および鎮静剤が特許取得。
その後オキシピナタニン含有のサプリが商品化されています。
その名もぐっすりん。
本発明の睡眠改善剤を経口投与する場合、(略) 通常、有効成分(オキシピナタニンまたはその誘導体)を1〜10000mg/kg/日程度、好ましくは10〜1000mg/kg/日程度となるように投与する。
とあります。
体重50kgの人だと、1日あたり50mg〜、好ましくは500mg〜という計算。
ぐっすりんサプリは、1日量1錠あたり「オキシピナタニン入りエキス100mg」とのことで、
純粋なオキシピナタニンとしては100mgを下回ると思われます。
体重50kgで50mg〜、好ましくは500mg〜と考えると、やや控えめな含有量かもしれません。
さて、生のクワンソウのオキシピナタニン含有量はというと、
蕾〜花は時期によってかなり変動がありますが、
葉はだいたい2mg/g F.W.くらいのようです。
※FW=Fresh Weight(新鮮重)
ので、葉の新鮮重1gあたりのオキシピナタニン含有量を2mgとみなします。
体重50kgでオキシピナタニン50mg〜、好ましくは500mg〜を摂取するには、生葉を25g〜、好ましくは250g〜摂取する必要があるという結論です。
今回の手作りクワンソウ茶に使った生葉は約10gだったので…、
うん、足りてない。
最低量の50mgを目指すとしても
2倍以上摂取する必要があったというわけです。
うちの鉢じゃすぐに採り尽くしてしまいます。
リベンジするためには本気で大量に栽培する必要がありますねー…。
長くなりましたが以上です。