ベランダ水耕栽培の毎日のお世話について紹介します。

今年の水耕は今のところ3種類。

(まったく問題なくよく育っていて、
じゃんじゃん収穫できています。
下記の循環式と比較して、作るのもメンテナンスも簡単なので、
我が家の今後の主力はこのグリッパータンク式になると思います)

スチロール箱の循環装置ではゴーヤ(左)とキュウリ(右)を。

毎日のお世話としては、液肥を切らさないように必要に応じて足すのが第一になります。

液肥はハイポニカを使っています。

基本的に500倍に薄めた溶液を使用しますが、
植物によって肥料の吸収に差があるので、
常に一定の濃度の液肥を足せばいいというものではなく…。

例えば、ゴーヤは肥料喰いなために
液肥はどんどん薄まってしまいますが、
キュウリは逆で水をよく吸うため、どんどん濃くなっていってしまいます。

外からみて肥料濃度を判断するのは難しいので、ECメーターを使います。
意外に安くてびっくり。
ハイポニカ500倍のEC値を計ったら974μs/cmだったので、
この値を基準とします。
(ネット情報では、ハイポニカ500倍を計測すると1200とか1300あたりだったりするようです。
また、2000〜2500くらいで育成するのが良いという情報もあり悩ましいのですが
ひとまずは上記の数値を目指します。)

ししとうの溶液は1010μs/cmでした。
基準値よりすこし濃くなっているので、
今回は薄めの液肥を追加することにします。

ゴーヤは934μs/cm。
やや濃いめの液肥を追加します。

キュウリは1352μs/cm。
水を追加してすこし薄めます。

ハイポニカはこちらのボトルに詰め替えています。

ふせんシールを貼って。

ボトルを押してさくっと計量できるので
作業効率があがりました。
少量をはかるときもスポイトが届くので便利です。


と、このように毎日EC値の計測と水運びをしています。

本当は、植物の種類や生育段階によって肥料濃度を変えるのが理想ですし、
EC値だけ見ていればいいというものではないのですが、
ひとまずの目安としてやっています。