ヨット部OBの皆様に、『浅田次郎』という小説家を紹介したい。
小説家というと・・・『病弱で色白な本の虫』という芥川なイメージが、かなり一般的だと思う(男性小説家の場合)
『生きててごめんなさい』的な中原中也とかも、もっと弱々しい(たしか、自殺したような・・・)
有名だが、滅入るので読みたくない。
骨太な感のある小説家としては、ジャーナリスト上がりな方々や、村上龍(美大中退だったと思う・・・)あたりも男っぽい文章を書く。
三島由紀夫も硬派で、割腹自殺したりしたらしいが・・・この場合はクレイジー
で・・・浅田次郎を皆様にお勧めするわけは・・・彼が小説家としては、かなり異彩を放つ人物像だからである。
そして・・・読むと、あの頃の自分を思い出して、ちょっと元気をもらえるはず♪、だからお薦めヽ(´ー`)ノ
ズバリ、『陸上自衛隊』出身者でもあり、また怪しい金融業にも携わっていたようである。
もしかすると・・・○暴指定関連の構成員だったのかもしれない。
かといって、安部譲二ほど経歴を売りにした文章を書くのではなく、小説家然とした『まとも』な作品を書く、
かれの書いた小説で一番世間に知られているのは『鉄道員』(ポッポ屋)である。
97年に直木賞を受賞した。(でも、私はまだ読んでない、既にメジャーな人は、そのマイナー作品から読むのが常^^;)
では、読んで欲しい本をズバリ言うと・・・
『歩兵の本領』である。(これは、経歴を売りにした作品かもしれませんが・・・)
『歩兵の本領』は筆者が自衛隊時代のエピソードを描いたもののようだ。
が!これの根底に流れる精神が、かなり体育会に通じるものがある。
というのも・・・法治国家日本において、別種のルールが存在し、なおかつそれが許されるのが、体育会と自衛隊なのではないかと思う。
(ヤ○ザにも独自のルールがあるが、世間からそれを許されているわけではない)
たとえば・・・・上層の者が『なぜ殴られたかわかるか!?』と問う。
下層のものが『それは、自分がたるんでいたからであります』と答える
すると・・・『違う!!それは、今日俺の虫の居所が悪いからだ!』と平気で言ってのける。
『訴えてやる!』o(`ω´*)oプンスカプンスカ!!
となるのが、一般常識だが・・・・・
果たして、それはなぜか?
それら不条理の『良さ』を、とても分かりやすく描いてくれているところが、たまらなく私のツボを押してくれるのだ(≧∇≦)b
そして・・・その『良さ』こそが、我々のみが理解し得る事柄であり、一般の方々が会得し得ず、それをして我々が職場の人間関係に、虚構と虚しさを感じる一因なのではないだろうか?
(究極の人間関係のツボだと思っている)
自分の所属する組織に不満を抱いている人は是非読んで欲しい。
通勤や勤務時間中におとずれる、10分ほどのちょっとした間を活用してほしいのです。