先日の夜に寝ていたら「金縛り」になりました。

金縛りは時折なるので普段はそれほど特別恐くも感じませんが、今回は左耳間近で息の音がして左肩が痛くなり、左肩を中心に背中のあたりまで痛みました。

 

左耳での息を感じる時、自分で唸っている感じの別の声も聞こえています。

これは「幽霊の仕業」の可能性はありますか?

 

高校生の頃から、眠りに入る直前の意識がまだはっきりしている中で、足音が聞こえ、何者かが部屋に入ってきて身体の上に乗り、窒息しそうになる恐ろしい体験をするようになりました。
2、3分すると、体の麻痺はとれ、何事もないいつもの状況に戻ります。

2、3ヶ月に1回、多いときは週に2、3回起こります。

 

もしかして、これは「精神病」の症状なのでしょうか?

睡眠中に金縛りになり、息苦しい、耳鳴りがする、声が出ないといった経験をする人は少なくありません。
中には「黒い影が見えた」「幽霊の仕業」などというオカルトな体験も聞かれます。
しかし「金縛り」は医学的に解明されている症状です。

 

「金縛り(かなしばり)」は主に就寝中に意識がはっきりしていながら身体を動かすことができない症状ことを言います。

 

通常は身体が締め付けられるような感覚おきるとこからこのように呼ばれます。

 

歴史的には仏教用語を起源としていて、不動明王が持つ羂索(けんさく・縄)の威力により、敵や賊(転じて煩悩)を身動きできないようにする密教の修法である「金縛法」(きんばく・かなしばりほう)が言葉の由来となっています。

 

医学的には「睡眠麻痺」と呼ばれる睡眠障害の一種で、睡眠時の全身の脱力と意識の覚醒が同時に起こった状態のことを指します。

 

この睡眠障害は、寝ている間にみる夢や感覚、そして運動異常を特徴とし、金縛りの間は身体を調節して動かしている脳機能が解除されているため、体が意識的に動かせない状態になっています。

脳がしっかり覚醒していないため、人が上に乗っているように感じる、自分の部屋に人が入っているのを見た、耳元で囁かれた、身体を触られているといったような幽霊や心霊現象と関連がある幻覚を伴う場合がありますが、これは夢の一種であると考えられています。

 

眠りは「レム睡眠」と「ノンレム睡眠」の2種類からなっていますが、ノンレム睡眠が通常の眠りであるのに対して、レム睡眠は夢を見る眠りとされます。

 

通常の眠りはノンレム睡眠から始まり、最初のレム睡眠は入眠から約90(60~120)分後に出現し、以降も同じサイクルを繰り返します。

 

レム睡眠の時は、脳はむしろ活動的で、眼球が素早く動いたり、脈拍や呼吸数が増加したりしますが、菌活動の低下により、筋肉の緊張が完全に弛緩しており、体は麻痺した状態にありますので動かせません。

 

通常において睡眠は「ノンレム睡眠」から入り「レム催眠」移行しますが、何かしらの原因によりレム睡眠から入ってしまうと、睡眠麻痺が起こりやすい状態になります。

 

要は入眠直後にレム睡眠に入ってしまうと、意識的にはまだ覚醒していると認識しているために、筋肉の緊張消失による運動麻痺を金縛りとして体験し、夢の要素である視覚的な映像を幻覚として体験します。

 

金縛りには前兆があり、およそ1~3 kHz)の「ジーン、ジーン」もしくは「ザワザワー」というような幻聴が聞こえ、強い圧迫感を伴う独特の不快な前駆症状(前兆)の数秒後から数分後に、全身の随意運動が出来なくなります。

 

この状態で意識が覚醒し予兆を感じた場合に無理やり身体を動かすよう努めると金縛りを回避出来ますが、前駆症状に気づいた時に回避しようとしても、ほとんどの場合そのまま金縛りになってしまいます。

 

症状は数秒で収まるものから、30分以上に及ぶこともあり、金縛りが解けてもすぐに前駆症状が現れ、再発し睡眠の妨げになる場合も多くあります。

 

金縛りは大きく二種類に分けられ「閉眼型」と「開眼型」があり、そのほとんどは「閉眼型」で、実際には閉眼しているにもかかわらず、金縛りがかかる直前の室内の風景や、普段の室内の記憶が鮮明な夢となって映し出されますが、当人は閉眼型だと認知していない場合がほとんどです。

 

閉眼型の特徴として、霊などの幻覚が見えたりし、恐怖感を強く感じる場合が多いことが挙げられ「幽体離脱」もこれに分類されます。

まれに開眼した状態での金縛りも存在し、開眼型の金縛りの特徴として、全身の随意運動を奪われるものの、嗅覚、聴覚、視覚(基本的に眼球運動は不可能ではあるが可能な場合もある)そして不随意が鮮明であり、金縛り状態のまま周りの風景を鮮明に見ることもできます。

 

睡眠障害のひとつである「ナルコレプシー(発作的な睡魔)」は、睡眠発作、脱力発作、睡眠麻痺、入眠時幻覚の4つの症状からなりますが、このうちの睡眠麻痺、入眠時幻覚は人々が金縛りと呼んでいる現象と同じものと考えられ、健常者でも一定の条件で発生します。

 

ナルコレプシーは覚醒状態から直接レム睡眠に移行する入眠時レム睡眠という睡眠パターンがあり、この時に睡眠麻痺や入眠時幻覚を体験する場合があります。

 

「入眠時幻覚」は通常では夢として感じられることが、覚醒状態の意識と連続して感じられるために発生するという説明されています。

 

金縛りがナルコレプシーと同様の生理現象でおきると仮定すると、夢が不十分な脳の活性化によって起きる仮想体験であるのに対し、金縛りの入眠時幻覚は脳の活性が高い状態で起きる完成度の高い仮想体験と言えて、その為に夢が現実と感じ、眠りが浅いと呼吸や心拍数が乱れやすいため、胸が圧迫されるような感覚になり、この感覚を人がいるように見えるとか、誰かが乗っていた等の幻覚として脳が捉えたりするとされ、金縛りに伴う恐怖感の伴う生々しい感情は、レム睡眠中に活性化する脳の偏桃体によって喚起されると考えられております。

 

思春期や特に女性に起こりやすく、仰向けの姿勢、不規則な生活による睡眠の質の低下、寝不足、過労、時差ボケ、過度のストレス、睡眠分断、精神的不安定、夜勤などによる不規則な睡眠時間などが誘因とされています。

 

金縛りの起きる状態がほとんど就寝中であることから、学説的な説明は睡眠との関係についとなっていますが、覚醒状態においての「金縛り」とについては学説的にはほぼ未解明であり、精神的なものに起因するとされています。

 

金縛りは世界的な規模で一般に見られる現象ですが、各国の研究結果では国や地域によって出現頻度にばらつきがあり、金縛りを夢の一種として認識する傾向のある北米地域での出現率は低く、金縛り現象に特定の名前がある国々では出現率が高いとされていて、金縛り体験は文化的な認知的枠組みによる影響が大きい現象とも言われています。

 

例えば霊的を信じていない人の場合は、宇宙人と認識したりする、金縛りでは無く「体の麻痺」という質問をすると認知が下がる傾向があるとされています。

 

金縛りは、普段余り運動しない人が急に運動を行ったときなどに起こりやすくなるとされ、特に有酸素運動は金縛りを誘発しやすい、過酷な有酸素運動をしているスポーツ選手の中には、毎日のように金縛りに掛かる人も多いと言われます。

 

また、旅行の移動中や宿泊地での金縛りも多く、これは、移動によって身体が疲弊しているのに、環境の変化などにより脳が興奮していることが影響しているとことが原因となっています。その他には過度のストレスや肉体疲労、そして体質的に特に寝入りの悪い人や、事前に「この場所は幽霊が出るらしいよ」などという噂話を聞くとか、就寝前に交感神経を刺激する行為を行うといったことなども原因となる場合があります。

 

近年は金縛りの研究も進んでおり、閉眼型の金縛りは睡眠中に何度も起こすようなストレスを与えることで人工的に作り出すことも可能となっています。

 

金縛りになると、とても時間が長く感じますが、実際には数分ほどで自然に解消される場合がほとんどですので、辛くても、パニックにならずに 、じっと耐えて解けるのを待つのが基本となります。

 

解消法としては金縛りが解消しないまま、また眠りにつき、再度目覚めると解けていることがあるほかに呼吸を整えて身体の力を抜くようにリラックスする、指先やつま先が少しでも動くかを確認し、動く場合は無理のない範囲で少しずつ動かしてみる、そして予防法として規則正しい生活に変える、寝る前にスマホやテレビは見ない、睡眠不足にならないようにする、自分がリラックスできる姿勢で就寝する、ストレスケアを心掛けるなどがあります。

 

もしかして「ナルコレプシー」ではないか?の判断される基準症状は、日中の耐えられないほどの眠気により寝てしまう等で生活に支障がおきている、数分間の脱力発作が数分続く(持っているものを落とす、しゃべりにくい、膝の力が抜ける等)睡眠麻酔により、入眠後すぐに目が覚めて、声が出ない、身体が動かせないという状態になる、入眠時幻覚により、入眠後すぐに何かの気配を感じる、身体が浮いている等の現実感のある夢を見るなどとなります。

 

通常「ナルコプレシー」の確定診断は、高次医療機関での精密検査が必要なり、金縛りを何度も繰り返す場合には、医療機関や専門機関での診察をしてもらうことが必要です。
 

医療機関では「睡眠ポリグラフィー検査(睡眠の質や呼吸状態、心電図、体の動きなど、睡眠中に起こることを全体的に検査する)を行うことで、睡眠麻痺を起こす特定原因の有無を確認します。

医療機関は「神経内科」「精神科」「睡眠外来」等となります。

 

金縛りは心身ともに恐怖の体験を伴うことが多いですので起こしたくはない症状です。

生活を見直してみて原因に該当することがあるならば改善していくことが重要となります。

もし「ナルコレプシー」の兆候が感じているなら、医療機関における治療も視野においてください。

 

ヒプノや気功といった「非言語の技術」においては筋肉操作や幻覚や幻聴といった五感の操作を意図的に行うことが可能になります。

それは「深い変性意識状態」になることで、心身の意識に上がらないところに介入できるからであります。

 

意識に上がらないところに介入できることによって、逆に「意識に上げる」ことが出来て書き換えや操作が可能となります。

 

非言語の技術による介入によって「金縛り」状態をメタ認知でき、操作の仕組みが理解できていますので操作し、改善もしくは解消が容易になります。

 

ナルコレプシーの症状があったとしても、非言語の技術を繰り返し行うことで、誘因となる症状の解消にも効果があるでしょう。

 

「金縛り」あってもその仕組みを理解することによって冷静に対応してください。

そして生活習慣を見直して原因になっていそうなことを改善するとか、気功といった非言語技術を用いて解消に努めてください。

(心霊現象も記憶の捏造かも知れませんね。思い込みの強い人はホラー映画を見過ぎないようにしましょう。)

 

 

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