昨日の医師との電話後、重たい気分のまま病院へ向かう。再診手続きを済ませ、院内2階にある消化器内科の待合室ソファに主人と2人腰を下ろして順番がくるのを待つ。私たちが到着した時、先に待っていた患者さんは2組程だったので、さほど待たずに診察室へ呼ばれた。
私は主治医に会うのは初めてだった。
以前、お世話になっていた病院では3〜4ヶ月毎に定期検査を受けていて毎回付き添っていたけれど、引っ越して病院が変わり主人の身体も落ち着いていたので一度も付き添ったことが無かった。
主人は消化器内科の他にも皮膚科、形成外科でも同じ病院へ通院しているので、そちらの主治医とは面識があったが、何故か消化器内科の検査や診察の日には同行していなかった。
主治医は1週間前に撮ったCTの画像を見せながら、「ここに6センチの腫瘍があります。そしてリンパ節の部分にも浸潤しています。手術は無理です。化学療法をします」と仰った。
まず6センチの腫瘍と聞いてビックリ‼️
こちらの病院に転院してから、コレまで3〜4ヶ月に一度受けていた検査が半年に一度になっていたらしい。
1月に受けた検査の画像と見比べても、1月の画像には腫瘍らしき物は写っていなかった。
ソレがたった半年で6センチ❓しかもリンパに転移⁉️
そんなことってある〜⁇
胃ならスキルス性の進行がんって聞いたことあるけれど肝臓で? そんなんメチャ進行速いやん!
採血結果も1月のと見比べると数値も2桁から4桁❗️
主人は2011年9月に初めて肝臓癌と診断された。
当時、主人は40代後半、娘はまだ小学生だった。
以前、お世話になっていた病院で診断されたのだが、そこの病院では手術ではなく、ラジオ波焼灼療法という治療の選択しか無かった。
私たち夫婦は、セカンドオピニオンを求めて他の病院を探し数軒目の病院で開腹手術を受けれることになった。それから13年。小さい腫瘍が見つかる度にラジオ波焼灼療法を受けて此処まできた。
主治医曰く、「小さい癌が出来る度にモグラ叩きのようにラジオ波で焼いていたのが、急に大きな癌が出来ることがあります」と。
ホンマかいな〜半年前によう見つけんかったんちゃうんかいな〜っと正直疑念もあったが今更遅い。
「これからCTで頭の画像を撮ります。もしも頭の中に腫瘍があったら化学療法で使う抗がん剤の薬を使用することによって頭の腫瘍を破裂させてしまいます。その後、MRIでより詳しく肝臓の腫瘍を見ます」と先生が言った。
一通りの検査を終え、結果はその日に出してもらった。幸い頭の中には腫瘍は出来ていなかった。
正直、セカンドオピニオンを紹介して貰いたかったが、今からあちこち病院を回って「手術出来ますよ」と言ってくれる先生が何処の病院に居てはるのか探す時間は無い。たった半年で6センチにも成長している悪い奴がこれ以上大きくなったり、他の臓器に転移するのだけは防がねばならない。
「一先ず、今夜家族会議します。結果は後日報告します」と主治医と同席していた看護師さんに伝え、次回の予約を取ってもらって病院を後にした。