ながーいながーい名前の薬とその構造 | Kobayashi Lab Blog

ながーいながーい名前の薬とその構造

またしばらくご無沙汰でしたが全く反省するつもりがないWebmasterです(ぉぃ


前回はもろに化学ネタだったので今回はまた薬学部らしい話題にしたいと思います!

とはいってもやっぱり構造式は捨てられない…というわけで。


"ながーいながーい名前をもつ薬とその部分構造"


をフィーチャーしてみようと思います。


まず1つ目。

インドメタシンファルネシル

インドメタシンはご存知消炎鎮痛剤ですが、インドメタシンファルネシルは日本発のインドメタシンのプロドラッグとして認可されたお薬です。

商品名は、"インフリー"
(freeのインドメタシンを局部で遊離する+炎症からの解放 inflammation freeがかかっているそうで…)

ファルネシルは有機化学を少しでも知っていればもちろんご存知、

"ファルネソール" に由来しています。

$Kobayashi Lab Blog-indo

これはまだ序の口!



2つ目。

セフジトレンピボキシル

それでは10回いってみましょう(嘘

第3世代セフェム系のお薬で、風邪をひいたときよく抗生物質として処方される"メイアクト"として有名です(たぶん もちろんプロドラッグです。

$Kobayashi Lab Blog-cef

こちらは学部生レベルではマイナーな

"ピバル酸またはピバロイル基" に由来しています。



最後はすごいですよー(ハードルをあげてくぐるのが得意です

アルプロスタジルアルファデクス

適応はあまりにもマイナーすぎるので省略!(ググってください

$Kobayashi Lab Blog-al

不安定で水溶性に欠けるプロスタグランジンE1をα-シクロデキストリンで"包接"することで安定性と水溶性を確保したお薬です。

ちなみにシクロデキストリンの構造はほとんどのサイトで省略されているので、ちゃんとかいてあるのはこのブログだけ!(?)



やっぱり長くなりました…

次回は未定です(いいネタのある方提供をお願いします!