丸の内オアゾ内に「丸善」があります。
4階がイノベーションされてとても面白くなっている
と聞いていましたので、本日行ってきました。
「松丸本舗」
と名付けられているこのショップインショップは、
松岡正剛さんと丸善とコラボレーションしてできたものです。
大きな特徴は、
本が全てカテゴリーではなく「文脈」で配置されています。
店頭のビデオの中でで松岡氏が説明していたのは、
人類の知の体系に基づいた、自分の脳みその中を
そのまま形にしたような文脈で配置されているそうです。
通常の本屋のイメージをしているとビックリします。
棚のレイアウトですが、上の写真の通り
渦巻き状に配置されています。
新書の平積みなどは皆無ですが、いたるところに
積み置きされていて、研究者の家の本棚のようになっています。
迷路であり、本の地層が連なっているような感じ?
といえば良いのでしょうか?
とにかく濃密な知の体系が迫ってくる感じです。
それと細かい話なんですが、
本棚の棚板が分厚いんです。
幅はすべて40ミリだそうです。
しかし、
このディスプレイと本の管理を維持する、
メンテナンスは相当大変だと思います。
準備期間に1年以上をかけ、30万冊近いストック本から、
選び今も日々メンテナンスを続けているそうです。
そのメンテナンスの痕跡も本棚の落書きや、
手書きの推薦本掲示コーナーとして表現されていました。
自分自身、そんなに読書家ではないのですが、
この松丸本舗には、相当カルチャーショックを受けました。
そのコンセプト、ディスプレイ、メンテナンスにおいて
大変勉強になりました。
「今後も長続きするだろうなー」と思ったのは、
何組もの小グループが、本棚の前でディスカッション
をしている姿が見受けられました。
このショップを通して、コミュニケーションの場が提供されており、
皆、とても楽しそうでした。
内装は和風ですが、欧米のブックカフェのような知的で
リラックスした雰囲気を感じられました。
この手のコンセプトショップの成功例だと思います。



