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年生まれ、アラフォーのあおと申します。
年生まれ長女、年生まれ長男、年生まれ次女の1男2女の母です。
日々の生活で感じたこと、考えたこと、好きなこと、いろいろ雑多に書いていきたいと思っています。
どうぞよろしくお願いいたします。
先日、私の実家の片付けに行ってきました。
かつて、祖父母と母と暮らしていた家には、今はもう誰もいません。
思えば、10年のうちに私が子ども時代を一緒に過ごした家族は、誰もいなくなってしまいました。
今は夫と子どもたちと、賑やかな毎日を過ごしていますが、それでもふと寂しくなる瞬間が…。
それは、思い出話ができないこと。
同じ記憶を共有できる人がいないこと。
寂しいなと思いつつ、遺伝子の不思議で母や祖父母の面影を子どもたちにみる瞬間もあって、不思議だな、こうやって繋がっていくんだなとも思うのです。
実家の空気は、誰もいないのにあの頃のままで。
見える景色も、幼い頃に見たそれと変わらない。
通った小学校につながる通学路も、あの頃のままで、毎朝顔を合わせていた友だちのおじいちゃんやおばあちゃんの顔がよぎります。
そのおじいちゃん、おばあちゃんももういないけれど、連なる友だちも家族をつくって次につなげている。
変わっていくものも、変わらない(ようにみえる)ものもあるけれど、今できる生命の営みを実直に続けていくしかないんだな、としみじみ思いました。
寂しい気持ちも、悲しい気持ちも、今いる家族を愛しいと思う気持ちも、今が幸せだと思う気持ちも。
全部同居させちゃったって、きっと良いんだ。
その時に湧いてきた気持ちはそのままに、あまり溺れすぎないように、受けとめていきたいと思います。