報道腕章
以前ある新聞社の勤める記者さんに報道腕章を見せて頂いた事がありました
「これを付ければどこにでも行けるんだ」
とおっしゃられ、さらに
「しかし、使い方を間違えると大変な事になる」
という言葉を口火に報道と人権の問題を熱っぽく語られておられました
見せて頂いたのは紺の腕章に「報道」とオレンジ色でデカデカと刺しゅうされていたものでした
不規則な生活環境のせいか、その方は50代前半で亡くなられたのでございます
報道の在り方について熱弁を振るっておられた彼が今生きていたら昨今の報道番組をどう思うのでしょうか
芸能ニュースと政治がごちゃごちゃにまるでカレーの具のように混ざって紹介される番組
今日辺りは二子山部屋の問題を恐らくそれを事件として各社ニュースで取り上げているに違いありません
しかし、この兄弟喧嘩に毛の生えた問題のどこに事件性があるのか、はなはだ疑問でなりません
間違いなく放送すれば視聴率は上がるでしょう
視聴率に魂を売ってしまった報道番組のどこに信憑性を感じれば良いのか
各社もう一度報道の在り方を問いただしてみる必要があるのではないかと思えてなりません
そして報道腕章の重みも同時に考えて頂きたいと思います