福知山線脱線事故を考える | テレビウオッチャー

福知山線脱線事故を考える

25日付け事故日に掲載しました「JR西日本、福知山線脱線事故」の記事に多数のコメント&トラックバックを頂きありがとうございました


記事は随時更新致しまして、みなさまからお寄せ頂いた情報は本当に助かりました

この場をお借りしまして御礼申し上げます



昨日で救助は完了したようなのでわたしなりのこの事故の感じた事と意見などを


旧国鉄からJRに民営化された背景には巨額の赤字がその主な原因であった

この赤字は今の道路公団の問題に類似しているが、政治家が地域の利便性を考え最初から赤字とわかっていながらも無理矢理にでも敷設して来た事が挙げられる


かつて旧国鉄でも合理化と称して人員を削減したり、車両を朱色1色にしてしまったりと少しでも赤字削減に努めてはいたが上手くはいかなかった


民営化されJRになるとさらなる削減が求められ、電気代を大幅に節約出来、塗装の必要もほとんどいらない軽量化されたステンレスの車両はまさに救世主だったに違いない


今回の事故はそのステンレス製の車両が引き起こした事故と言っても良いだろう


先日、あるテレビで赤字にあえぐ埼玉高速鉄道のドキュメント番組があって、わたしは釘付けになってそれを見ていたのだが、賃金の高い高齢のベテラン運転手さんを解雇して賃金の安いまだ入社して数年しか経っていない運転手さんに運転させてコストの削減を図るとする案が出ていた

幸いこの案は安全面から廃止の方向になったらしいが、恐らく全国には似たようなケースが多数あるのではないかと危惧していました


そしてこの度の不幸で悲惨極まりない事故は交通機関の最も重要な安全面をないがしろにした結果起きた事故ではないだろうか


軽量化された車両と従来の車両では安全な速度も違うはずで、この区間の速度制限は正しかったのかと問いたい


現場のカーブを見ればカントも付いていないように見えたし、以前私鉄が脱線した際、ガードを付けるようになっていたと思うが問題の現場にはそれも見つからなかった

カーブの度数でこの現場はその対象からはずされていたとしたら、これは指導する国土交通省にも責任があると言ってよい


まだ今の段階で全ての原因が究明されたのではないので、これ以上強い事は言えないが全国各地には似たような個所が多数存在されると思われる


責任の問題をうんぬんと語るよりもまず先にこの事故を教訓に再点検・安全輸送の原点に立ち返って頂きたいと思うと共に、もう2度とこのように惨劇が起こらないよう万全な対策を練って頂きたいと思う次第です



この事故で亡くなられた方の御冥福を心からお祈りすると共に、怪我をされた方々、精神的ショックから立ち直れないでおられる方々の1日でも早い回復をただただ願うばかりでございます