某ライブハウス即売~松下由樹さん編~
チャゲ&飛鳥武道館ライブ(2005.3.20日付け記事参照) をうけて某ライブハウスの即売担当を任させたワケでございます
今日はその1回目なのでライブハウスの即売の流れから説明します
1お店から台車で商品を運ぶ(繁華街を通るのでかな~り危険です)
2到着したら入り口でバックステージパスを頂く(記帳します)
3入場したら楽屋に御挨拶に伺いサインを頂く(販促用のサインでございます)
4商品を陳列して開場を待つ(暇が出来たらリハーサルも見れます)
5鬼のような忙しさで販売したらおかたづけ(ライブ中は暇です、寝てても良いし見ててもOKっす)
6出に備えて商品を並べる(目安はアンコール)
7またまた鬼のように販売したらおかたづけ
8楽屋に行って御挨拶
9台車使ってお店に帰る
と言うのが基本的な流れです
メジャーデビュー直前だったりするグループや歌手の方や新曲発売日が近い場合は予約もします
予約がある時はひとりでは対応出来ないので応援に来て頂きます
では本編でございます
松下由樹さんは東芝EMIからデビューされていまして、このライブハウスにも何回か御出演されておられました
わたしが担当したのはもう後半で歌をおやめになられる間際のコンサートでした
前半の入りでは全く売れずの0枚でございました
その光景を柱の向こうでご覧になっていた中年の女性の方がいらっしゃいまして
わたしに話しかけてきました
女性の方「売れてないようですね」ととてもお育ちのよろしい感じのお声でございました
わたし「今日のお客さんの入りでは難しいですよねぇ」と答えているところへ
ライブハウスの責任者の方がいらっしゃいました
わたし「今日はどのぐらい入っていますか?」
責任者の方「80名ほどですねぇ」
わたしは女性の方に「今日は全く売れないかもしれませんねぇ」と返しました
女性の方「そうですか、わたしが一枚買いますね、これをください」
とシングルを1枚買われました
サイン色紙を渡そうとすると
「サインはいらないわ」
「実はわたし松下の母でございます」
わたし「そうでしたか、お気遣い頂かなくてもよろしかったですのに」
松下さんのおかあさま「一生懸命、大きな声で販売されてましたでしょ。あまりにもお気の毒で・・・」
出の第2弾でもやはり売れず結局売れたのはこの1枚だけでした・・・
帰り支度をしている私のところにまた松下さんのおかあさまがいらして
松下さんのおかあさま「娘はこのシングルを最後に女優に転向する予定です」
わたし「そうですか、でもまた歌える日が来るかも知れません、あきらめない事ですよ」
責任者の方に今日のテナント料をお支払いしようとすると
「今日はいらないです」と・・・
その後松下由樹さんは女優に転向され中山美穂さん、織田裕仁さんらと共演された「波の数だけ抱きしめて」でその実力を認められ、その後ドラマ、映画と女優としての地位を築いていったのでありました
観月ありささんと競演したナースなお仕事は一世を風靡しました
現在はココリコミラクルタイプで活躍中です
この件を知っているわたしは松下さんを見るたびに「売れて良かったな」と思うのであります
これから芸能界にデビューされようとお考えの方々は事務所選びは慎重にとご助言しておきます
明日は注目の春の特別番組パート3をお送りします