週3日の派遣生活。

のんびりゆったりやれるはずがここのところなぜか忙しい。

インボイスや電子帳票のシステムに対応するため余計な仕事が増えているからか、はたまたトシを取ってわたしの仕事の能率が落ちているからか・・・まあ、どっちもかもしれない。

 

今週は休日出勤せずとも何とかなりそうなので、久しぶりに映画!

以前から気になっていた佐藤愛子さん原作の「九十歳。何がめでたい」へ。

サービスデーということもあっただろうが、劇場は半分くらいの席が埋まっていた。人気だ~。ふだん平日の昼に出かけると、10人以下なんてこともめずらしくない。わたしまたはそれ以上の年齢層のご夫婦が多かった。もちろんわたしは1人だけどね!

 

原作者の佐藤愛子さんを演じるのは草笛光子さん。パワフルでユーモアがあり、いたずら好きな佐藤愛子さんのイメージにぴったり。編集者役の唐沢寿明さんとのコンビも最高。

たくさん笑って、なんだか元気が出た。

 

はるか昔、わたしがまだ中学生のころ、遠藤周作さんの「狐狸庵先生・ぐうたらシリーズ」を愛読していた。作家仲間のおもしろエピソードがたくさん。北杜夫さん、吉行淳之介さんとともに佐藤愛子さんもかなりの頻度で登場。

自分の意見をはっきり持っていて相手が誰であろうとくってかかる、暴れんぼで大人気ないところもあるけど、愛されキャラ。今から50年近く前、わたしの周りの現実世界ではおよそ見たことのない大人の女性で印象に残っている。

 

去年100歳を迎えられたとのこと。

これからも悩めるシニアのロールモデルとして、お元気で活躍してほしい。

最近見た映画はこれ

Ameba映画部