いろいろあげたけど、もう一つ楽しみにしているドラマを忘れていた。朝ドラの「虎に翼」。

といっても見始めたのは途中からで4月下旬。職場のランチルームのテレビで。

まだ日本に男女同権などという考え方がない昭和初期に、日本初の女性弁護士を目指し、のちに裁判官になった猪爪寅子(伊藤沙莉)の物語。

 

伊藤沙莉さんが一生懸命でまっすぐな猪爪寅子にぴったり。納得がいかないときの口癖は「はて?」。わずか100年前、男性の付属品のように扱われていた女性が、現在活躍の場を持ち自分を主張することができるのは、先人たちの不屈の努力があったからに他ならない。先陣を切る人々への風当たりの強さは容易に想像できる。家族の理解を得て、仲間と出会って、ひとつひとつ困難を乗り越えて進んでいったのだ。ただただ尊敬の念しかない。

 

いろんなドラマで伊藤沙莉さんを見る機会が増えてきたころ、どこかで見た顔だなあと思っていろいろ考えていた。「女王の教室」に子役で出演していた女の子だった。伊藤沙莉さんも一つの道をずっと突き進んできた人なのかなあ、などと思いながら。

 

わたしは本当にいい時代に生まれたと自分の幸運に感謝しながら、これからも職場でお昼ごはん食べながら応援してます(笑)