今回は昭和の時代によく見た過激な深夜番組とコンプラで身動きのとれない令和の情報番組のエピソード。

 

昭和の深夜番組は、今見るとびっくりするような内容ばかりだけど、当時はそんなもんかと思って見ていたなあ。露出過剰の女の子やロバート秋山さん扮するケーシー高峰ばりのキャラクターも登場。どんどん過激を求めていった昭和のテレビはハラスメントてんこ盛りだった。

 

令和の情報番組の司会役は八嶋智人さん(本人役)。ひとこと言うたびにコンプライアンスでピリピリしているプロデューサーに謝罪させられ、なんなら昭和パートの分まで謝罪しているような構成になっていておもしろかった。とにかく最初から最後まで八嶋さんの対応力がすごすぎて神!しかも情報番組内の最後の告知、実際に八嶋さんが出演する舞台のものだったとか。しゃれてる~!!

 

そしてミュージカルパート。最初のうちはなんだこれ?と思っていたのに、3回目ともなると結構楽しみにしている自分がいる。後半近づくと、そろそろかな?なんて(笑) 市郎(阿部サダオさん)のボヘミアンラプソディ風のピアノ弾き語りは昭和世代には「おーっ!」という感じ。

 

昭和と令和と行き来する市郎の中にコンプライアンス意識が目覚め始めたり。いったいこの先どうなるのか???

 

宮藤官九郎さんのドラマを観るのは初めてだが、くせになるおもしろさだなと思った。計算しつくされ作り込まれたおもしろさがあって、ドラマ観た~!という満足感がある。