三月半ばとなり、温暖な当地は春めいて、とむーんの頭も花が咲き始めました。はなかっぱ状態です。それでも植物枯らしまくりの、逆緑の指の持ち主です。
2024年冬アニメのやりたい放題「勇気爆発バーンブレイバーン」の感想です。3月14日深夜放送の第10話、もうネットではガツンガツン感想があがってますんで、遅ればせながらです。
前回9話で、ブレイバーンの正体がルイス・スミス+αと判明しましたが、今回例の景気の良いOPなし。上下がカットされたシネスコサイズ?で語られるのは、ルルが見た闘いの結末。二体のデスドライブスと相打ちになり、ブレイバーンとイサミが死を迎える場面で、ブレイバーンがスミスだったと知り彼を二回もしなせたと悔し涙を流すルル。ルルを支えたのは、闘いを静観していたスペルビアだった。
なんらかの施設内で、スペルビアとルルはメカニックのミユに事実を明かし、彼女の研究でブレイバーンが遺したコアの解明を依頼する。自分の一部だったルルを守り見つめることが、ブレイバーンとの「推して参る」を失ったスペルビアの生きる甲斐になっていった。何年かの後大人になったルルは、クーヌスの時空操作能力を利用したタイムマシン「ブレイブドライバー」に搭乗し、意識のみを過去に飛ばし、スペルビアを説得し搭乗することを目指す(第9話のCパートの発言)。
このままではブレイバーンとイサミが死んでしまうと言われながらも、変質したルルを受け入れないスペルビア(「だが断る!」と、岸辺露伴先生の名セリフを口走る。杉田君は別の…JOJOのセリフは世界一ィィィ!)。
スミスとブレイブナイツ隊員の墓を作る、生存メンバー。以降の指揮はカーネルサタケが継ぐ、と聞かされ気持ちを新たにするものの、イサミとルルの変化にとまどう。未来の記憶を持つルルは、イサミを引き留める。このまま出撃すれば、ブレイバーンともども戦死してしまうから、ちょっと荒っぽく引き留める(っつーか死ぬよそのやり方)。パンツ一丁で縛り上げられたイサミはスミスの部屋に放り込まれ、思い出に涙していると上級曹長に誤解される(今回のイサミかわいそう)。
イサミを足止めしている間、スペルビアのコアに突進するルル。セリフもしぐさもリバースも、スミスと同じ結果になるがデスドライブ語ガガピーで口ケンカに展開するスペルギアとルル。その後謎の特訓により遂にスペルギアの頑なな部分(デリケートな所でもある)に踏み込んだルルは、優しいバックハグや明るい言葉で一体化、スペルギア内にコックピットが誕生しルルが搭乗成功!しかしまぁルルのパイロットスーツ着用シーンが、魔法少女変身バンク的過ぎて(これもやってみたかったことの一つだったんだなぁ大張監督…)、呆れながらも我が道を突き進む精神は嫌いじゃない。
かくして、ブレイバーンとイサミ・スペルビアとルルは空母から飛び立ち、残りのデスドライブスの塔が確認されたハワイ諸島へと向かう。ブレイバーンが相打ちとなるほどだから、強敵が待ち構えているのだろう。「スミスの分も!」と意気込むイサミ(何も知らない)と、「スミスも一緒!」と叫ぶルル(事情を知っているけど何も明かさない三人)。残りはあと二話!どうなるどうなる~
強敵と書いて「友」と読む、ベタだけど熱い終盤を迎えそうです。ブレイバーンのトンチキな発言もスミスの言葉と思うと微笑ましいし、腕は良いけど勇気だけがなかったイサミが生きる意志を持ち戦場へ向かうのも熱い展開です。なんとしてもブレイバーンもスペルビアも、もちろんイサミとルルも、笑顔で帰還出来たなら…スペルビアはヤバいだろうか?