どうも。ネタバレ記事というのは、案外と気を使うものだと、最近凄く感じます。原作が完結して単行本が発売されてから数ヶ月たつ「鬼滅の刃」でも、アニメ勢はどう感じてるんだろう… で、文章だけでなく挿絵も出来るだけ描こうとしてますが、それ自体ネタバレになるんですよね… 悩ましいです。ので、今回は完全に雑談な内容にしました。基本的には、ネタバレはないと思います、多分。


「魔入りました入間くん」の第二期が終わってしまいました。アニメだけ見ている私と、原作だけ読んでいる娘との間には、常にネタバレの危険が漂っていたのです。「第二期は三木眞一郎さんが出るよ~」と言われながら、毎回必ず出番があるとは限らないのでやきもきしましたが…第二期最終話は怒涛の三木さん声を堪能しました。聞き飽きたかもですが、私は三木さんと同い年なので、声や役柄についての興味もありますが、なんか勝手に同期の絆みたいなのも抱いてしまいます。「俺も頑張らなきゃ!」と一方的に。石田彰さんにも、そうなんですが。

 で、三木さんや石田さんが忙しかった時期はこっちも忙しくて(歳同じだからなぁ)、なんか気づいたら努力してきた人は着実に歩んでおられるなぁ…と。別に自分の生きてきた経緯に後悔があるわけではないけれど、どうしても半世紀以上生きてると老化とか衰えを実感しないわけにはいかなくて。でも、自分の子どもと同じ位の人とも、出来るだけ近い気持ちでいたい。すりよりたいわけでも、若作りしたいわけでもない。いつの間にか年をとってしまって、時間を巻き戻すことはできないけど…


 祖父が纏っていた、明治の香りを思い出す。それは亡くなって三十年も経つから記憶が整理されているのであって、今年亡くなった母についてはまだ収拾がついてないだけ。昭和の時代に、明治はとてつもなく昔に思えた。祖父自身、妾腹に生まれ孤独な少年時代を過ごしたから羨ましいわけではない。でも、もっと悠然としていた(ような気がする)。その娘の母は、子どもの頃戦争があって命からがらの思いをして、生きるのに貪欲だった(思いたったら即行動していた)。令和の時代に昭和を持ち出す自分を、古臭いと思う。あの頃にはあの頃の悪さもあり、もっと終末論や厭世感に満ちていた。今はずっと健全になっている。そして、もっと良い未来が来ると、信じてもいる。入間くんの第三期も見たい。ガラスの仮面の完結…一応期待している。鬼滅の刃の総集編を見ていて、冨岡義勇さんの少年時代のアニメ化を見れた(ファンブックのみの設定だったから表現されて嬉しい☆)。名探偵コナンの結末も、見届けられたらいいな…


 昨年の9月は、夏バテを引きずり徐々に気力を失い、体力も衰え年末には一ヶ月近く入院する有り様だった。今年もやはり、夏の暑さにはかなり削られたけれど…人生の残りがどのくらいか分からないし、無茶が効かなくなってきた…。健康診断したり、コロナワクチン接種したり、もう一頑張りする気はあります!だから、三木眞一郎さん、石田彰さん、そして同年代の皆さんの活躍で、元気をいただいて、何かの形で表現していきたい。


 あ、ジョジョの奇妙な冒険第六部も見たいし、ポケットモンスターも、カードキャプターさくらのクリアカード編も、それから… 母にはあまり似ていないと思っていたが、違う方向だけど私も欲張りなのかも知れない。中年というより老境の悩みを増やしているが、心は少年ジャンプや少年サンデーに夢中だった頃を、忘れたくない。朝日が昇るのをわくわくしながら待っていた、自転車でどこまでも走っていた、いい意味での馬鹿さを失いたくない。まぁ、そんな自分でいるだろう、いたいな…と。