「鋼の錬金術師」が月刊少年ガンガンで連載開始したのが、2001年7月12日。今日で20年になるそうです。YouTubeで、エドワード役の朴王路美さん、アルフォンス役の釘宮理恵さんのハガレン裏話を見ました。朴さん釘宮さん以上に、司会の松澤千晶さんのファン魂が凄かった(笑)楽しげな女子会みたいでした~ 原作者の荒川弘さんは女性で、連載中に出産しつつ休載しなかったのが、今でも信じ難いほどの逸話です。


 当時…ハガレンの評判は聞いていたけれど、読み始めたのはずいぶん経ってからでした。下の子が生まれて、慌ただしかったし。描写がグロいとも言われて、ビビっていた。知人から既刊数冊借りて、即ハマり、全巻購入を決めました。


 当時は自分のホームページを持っていたので、感想とか二次創作小説とか載せてました。友人が全巻購入する原因になったし… 全27巻で、月刊誌掲載だったから、完結には9年くらいかかりました。なので、最近まで連載してたんだな~というのが本音。年寄りにとって十年前なんて、ついこの間のことなのだ。


 登場人物は皆さん魅力的でした。骨格や筋肉のつきかたがリアルで、まぁわりと丸顔さんが多くて(丸顔好き)。太古のとむーんをご存知の方には耳タコですが、私の推しキャラはマリア・ロス少尉!軍人だけど普通の感覚を持つ女性で、主人公のエルリック兄弟に関わり、過酷な立場に追い込まれていきますが…


 ロス少尉にはブロッシュ軍曹という相棒がいて、これがまた頼りない男で、色恋沙汰には敏感なくせにロス少尉には想いを告げられずにいまして… 「ブロロス応援リンク」に参加したりしてました。当然、パロディ小説も強い少尉とヘタレな軍曹の、もどかしい物語ばかり…


「鬼滅の刃」でおばみつにハマる素地は、歴然としてました。重苦しい設定、容赦なく人死にが描写される内容、想定のつかない方向からのギャグシーン。人の嗜好というのは、かように揺るぎないと……


 エドワード・エルリック君。色鉛筆で鋼を表現するには、まだまだ修行が必要そう(汗)

 マリア・ロス少尉。コピックマーカーも、もちろん修行しますとも!…たぶん。

 子どもたちもガッツリ読んでました。娘が医療従事者の道を選んだ、要因のひとつだと思います。