ども。今日のとむーんは、苛立ってます。怒りに支配されるのは、未熟者の帰結です、それは仕方ないけれど。

 死体の話です。あの冷たくて動かないもの…

「お帰りは、あちらになります~」EXIT
🔦


…季節は覚えていない。北向の痩せた土地で、雪はなかったが低い植物は生えていた。子どもが何時間も作業できたのだから、夏場だったのかもしれない。

 その空き地からは、割れたタイルなどがたびたび見つかり、子どもたちの遊び場のひとつだった。が完全に他人家の敷地、そこで穴堀をするのは、いくらガキの仕業とは言えヤバいに決まっている。土地は道路に面した方が高く、奥が窪んでいて、人目につきにくいところにあった。野草蔓草が繁り、穴堀小僧たちはひたむきに、土を掘った。

 いつもは、児童公園や見晴らしのよい原っぱで遊んでいた。放課後、必ず医者に通っていた自分に、なぜそんな時間があったのかは今でも分からない。

 その骨が、人間の物だと気づいて大人に知らせ、警察沙汰にしたのが自分だったのか他の誰かだったのかそれすら覚えていない。同じ時期に、やはり別の空き地で遊び釘を踏み抜いた子どもが、翌日破傷風で亡くなった。学年は違うが、顔見知りの少年だった。家族の遺体発見者になった同級生がいた(焼身自死だった)。自分のことは、思い出せない。人の土地を勝手にいじるなと、散々説教された。ドラえもんの漫画に出てくるような、住宅地の謎の空白…

 私たちが出会った骨は、空襲の犠牲者だった。眠りを妨げられ彼(彼女?)が怒ったのか、それとも救われたのか、あたしらの誰かにとり憑いてくれたのか知らん。わりとよくあることらしく、あまり話題にされなかった(そこでの穴堀は厳禁になったが(-_-;))。破傷風事件もあり、空き地で遊ぶな~案件が知れわたった。死体の発見はともかく、わが子が感染症による最期:享年ヒトケタとか普通の親は望まない。怪しい野原は姿を消し、子どもたちは室内でテレビゲームを「安全に楽しむ」、そんな日本になっていった。
※正直、二度と体験したくない(/´△`\)

 怒りは、複数の要因で起こる。人には、義理人情とか立場や面子ってものがある。仕方ない、自分だって完璧じゃない、他人に求めては己が悲しくなるのは分かる。しかしだねぇ…

 何のために、なぜ生きているのか、どれを最優先すべきか頭がグルグルしてきた(@_@)。みんな、自分勝手過ぎる!誰かが幸せになるために、我慢や努力が必要ならそうする。何度も言ったこと、何度も忠告したこと、それがまったく生かされてないこと。引き継ぎしないで辞めるヤツ異動するヤツ負の遺産だけ残すヤツ仕事舐めんなオンドレ。焼夷弾に焼かれたあの人には、本当に気の毒だと同情したし「戦争反対!」と叫びたくなる時もあるけど。

…いったい、生まれ方は選べないが、死に方は選びようがあるのだろうか?何度も自ら死を望み(初回実行時満五歳)、未遂に終わってきた私…白骨になる前に異種返ししたい者が、今日増えたしかも複数。死んでも死にきれん~「この大馬鹿者がー!!」と言ってやるまでは~こういう理由で生きていくのは、ちょっと不本意(*´∀`)ノヨクアルコトサ