○好きなセリフ○
紗和M「大きな声では言えませんが、
もし火事になったのが
自分の家だったとしても、
私はそんなに悲しくなかったかもしれません。
泣く程失いたくないような大事なものなんて、
何もないような気がしたのです。
不謹慎だけど、
捨てられなくてたまったものが
一斉に整理できるかもって」
紗和M「神様ごめんなさい。
私のしてしまったことは
本当にいけないことです。
心からお詫びして改めます。
でもひとつだけ言わせてください。
あんなにステキなお家と家族がいるのに
不倫するなんて罰当たりです。
どうか、あの女の不倫が旦那さんにバレて、
地獄に堕ちますように」
紗和「あの、あなたに何言っても
無駄かもしれませんけど、
私結婚してるんです」
利佳子「だから言ってるんじゃない。
本当の恋愛なんて
結婚してからじゃなきゃ出来ないわ」
紗和「決めセリフのつもりですか?」
利佳子「だって結婚する相手には、
経済力や家柄、家が優先するでしょ?
自覚はないかもしれないけど、
あなただって打算で選んだはずよ」
利佳子「結婚は平穏と引き換えに
情熱を失うものだから。
3年も経てば、
夫は妻を冷蔵庫同然にしか見なくなる」
紗和「冷蔵庫?」
利佳子「ドアを開けたら
いつでも食べ物が入ってると思ってる。
壊れたら不便なのに、
メンテナンスなんかしたことない。
でもね、外で恋愛をすれば
夫にも寛大になれるわよ。
機嫌良くパンツも洗えるわ。
家族皆が幸せになるの」
男「真実は携帯の番号だけ。
ネットの出会いなんだから、
それでいいじゃないですか。
知らない方が、あれこれ想像できて
燃えますよ」
利佳子「それは男の理屈ね。
女はまず、好きになりたいの。
例え、その場限りの相手でも」
紗和M「白状します。
今日はキッチンに立ちたくありません。
あの人に会ったせいでしょうか。
あの人の声が、
耳からは慣れないせいでしょうか」
紗和M「不倫。
淫らで、薄汚く、ふしだらな欲望。
家族を裏切り、
周囲を傷つけ、
友達を失い、
自らも苦しみのふちに落とす罪。
足を踏み入れたが最後。
出口のないことに気付いても
決して引き返せない。
全てを破壊する許されない恋。
私には一生、縁のないものです」
○感想○
井上由美子さん作品なので、
期待してましたが面白いですね。
何がいいって最初の音楽の入り方がいいですよね笑
すごいいいところでいい音楽流れるなって。
すごい大切なことですよね。
心がぐっと持ち上げられる感じ。
そして奔放な女性を描くのが本当に上手。
何がいいって利佳子がいい。
あのぶっ飛び具合と、余裕感。
どこから出てくるその安心と自信。笑
余裕で浮気してます、皆しましょう!感がいいですね。
ちょっとだけですけど、
「あ、そうか。不倫っていいのかも」
とか思っちゃう妙な説得力。
「女」であることと「妻」「母」であることの
バランスの取り方が大切ってことなんだろうな。
本当はママなんて呼ばれたくない。
ママというのは自分じゃないって
女性としての部分が叫びだしたとき、
恋がしたくなるのかもしれないですね。
(「プラトニック」みたいですね)
自分のアイデンティティってなんなんだろうって。
赤ちゃんをうむことだけを
求められる。
それって女ではなく、「ママ」だから。
温かい家庭を作るために、恋が必要。
夫のパンツを洗うためには、恋が必要。
説得力がすごい。笑
「大事にしてくれなくなった人にときめける?」
という利佳子のこのセリフ。
これがこのドラマの芯の部分なのかもしれませんね。
恋をすればヒロインになれる。
美しいヒロインになって主人公になれる。
自分を取り戻すことが出来る。
でもそれは罪なんですよね。
深いけど、単純な話なのかもしれません。
まぁ結婚してない私にとっては
全てが想像なんですけどね笑
(伊藤英明あれだけ?勿体ない。)

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