とりあえず近場を走っていたら、信号停止時にクラッチレバーがスカッと手ごたえ無くフルストローク。
ゲッ！やばいと思い再度握りこむが全く手ごたえ無し。
万事休すで、エンジンを切り、路肩に寄せて調査したところ、
プッシュロッドが外れかけていた、指で戻すとクラッチは効いたので、用事の場所まで、
クラッチから手を放さずに（少し握って外れないようにして）走行できた。
用事の後、落ち着いて調査したら、何回に一回は外れてクラッチが効かなくなる可能性があることがわかった。
最近、知人がビクスクで事故ったばかりなので、走行中にクラッチが切れなくなるとパニックになることを予想して、
乗って帰るのはあきらめて、出先に訳を話して数日置かせてもらった。
レバーは割れており、また本来円筒形であるはずのコマ（？）は恐ろしいほど減っていた。
レバーとコマとプッシュロッドを純正でそろえると6000円近くの出費である。
貧乏根性が働いてヤフオクでGSF1200のレバー付きマスターシリンダーを落札して、置かせてもらっている場所に出向いた。
レバー、プッシュロッド、コマを装着しようとしたらクラッチスイッチが干渉して付かないでないか。
応急的にクラッチスイッチを外して、何とかレバーを装着して帰宅した。
帰宅後、マスターごと入れ替えることにして、GSF用のクラッチスイッチを注文した（2100円）。
クラッチマスターなどポン付けかと思っていたら、なんとバンジョーボルトのねじピッチが異なってもともと（青いもの）
がつかない（泣）。気を取り直して探すことにして、ため込んだボルト類の中に適合するものがあったので、接続できた。
やれやれと思って装着したら今度はハンドル径が合わず、ガバガバ。
その辺のごみプラスチックを挟んで締め上げて何とか固定。
ようやく装着完了。
ところで、もともと付いていたマスターの内部です。
どんだけ替えてないんだー！
しかし、ここまでひどい状態でよく売るなと嘆息。
今回、幸運にも停止時にクラッチ破損になったが、走行中にクラッチが切れなくなった場合、冷静にニュートラルに入れられればいいが、事故って大けがとなる可能性もある。
今回は業者に車検をお願いしたので、当然「車検整備」をしていると思ったが、車検を切り抜ける対応しかしていない様子である。
そのまま買って自分で整備・車検すればよかった．．．．．