リア周りの整備をします。いきなり、工具が足りません。近場のホムセンには大きいソケットは無いので遠くのホムセンまでYZF1000Rで行きました。27(スイングアーム)と32㎜(リアアクスル)です。
ベルクランクを外します。4メーカーともこの辺は似たような形状です。
グリスというか、粘度を失ったサラダオイル状の油が残っていて、少しさびていましたが、再利用です。きれいに拭いてモリブデングリスを入れました。
スイングアームを外そうとしたら、シャフトが抜けません。プラハンでたたくと2㎝くらい動きましたが、そのあといくらたたいても動きません。イヤーな予感です。
部屋に戻ってネットで調べると、この固着は「ヤマハあるある」で、特にSR400で頻発している様子。最悪はスイングアームの切断とか恐ろしいことが書いてあります。
こんな25年も前の不人気車のスイングアームなど手に入るかわかりません。
そのまま戻すことも考えましたが、それも残念なので金づちで思いっきりたたいてみたところ、少しづつ抜けてきて、何とか抜けました。
ぬけてきた状態です。この程度の錆でも簡単には抜けてきませんでした。
ようやくスイングアームが外れました。チェーンとスプロケも外します。
{下の写真は間違えました。掃除して、チェーンも新しい(中古)ものをつけて復旧しようとするところでした}
ピボットベアリングです。ここもさび色の液体が付いていました。ニードル自体はまあまあ使えそうです。
ピボットシャフトのカラーです。ベアリング部分に錆色が付いています。
チェーンとともにスイングアームを復旧し、リンク周りを組み立てます。
スプロケとチェーンの交換です
スプロケの固定ナットはゆるゆるでした。写真はわまり止めのプレートを平らにした後ですが、周り止めのプレートがあまり効いていなかった様子です。
ただ、それ以上は緩まないので走行中脱落はあり得ないと思います。
スズキなんか、サークリップですからね。
買ってきたソケットで外します。
新しい(中古ですが)スプロケットです。
新しい(中古)チェーン530の110リンクです。
回り止めも再利用です。 2か所曲げておきました。
リアスプロケットも交換します。左の黒いのが新しい(中古ですが)スプロケット(ハブ付き)です。
ダストシールは純正新品にしました。(入れる前で写ってませんが)
ベアリング6206も準備していましたが、気力が続かず、ベアリングもあまりゴリゴリ感は感じなかったのでそのままとしました。
リアホイールを取り付けます。タイヤもミシュランに替わっていますが別にアップします。
「少し錆あり」との説明でしたのでオクで買いましたが、ローラーはがっつりさびています。(泣)
経験上、油(2サイクル)をたっぷりさして、20kmくらい走るときれいになります。
パッと見はダイドーのゴールドチェーンです。
シリコンスプレーで磨いたので不自然につやつやです。
ここで気が付きましたが、チェーンガード(タイヤもおおっている)が純正ではありませんでした。雨の日はコットの方がいいのかもしれませんが、短いのでチェーン油が飛び散ります(多分)。