巨人の星(再放送)[第133~134回]|大投手金田の引退&狙われた伴宙太
| (再放送)2010年10月4日~ 月~金 19:00~20:00(毎回2話放送) TVK 原作 - 梶原一騎(作)、川崎のぼる(画) 脚本 - 山崎忠昭、松岡清冶、佐々木守、長浜忠夫、辻真先、斉藤次郎、松元力、島修司、さわきとおる、吉田喜昭、山崎晴哉、宇佐美寛、伊東恒久、林すみ子、鈴木良武、竹内泰之、吉田茂承、斉藤望、金子裕 作画監督 - 楠部大吉郎、香西隆男、椛島義夫、斉藤博、遠藤正史 美術監督 - 小山礼司(1話-57話)→影山勇(58話以降) 美術デザイン - 小山礼司(67話以降) 音楽 - 渡辺岳夫 原画 - 塩山紀生、米川功真、荒木伸吾、小林治、森下圭介、小松原一男、石黒昇、今沢哲男、中村英一、芝山努、近藤喜文、北原健雄、前田実 他 コンテ - 吉川惣司、出崎哲、富野喜幸、奥田誠治 他 演出 - 長浜忠夫、出崎哲、小林きよ子、小林かおる、斉藤博、石川輝夫、奥田誠治、吉田茂承、斉藤望、吉川惣司、御厨恭輔 ナレーター - 小林恭治 協力 - 東京読売巨人軍 資料提供 - 越智正典(91話) 制作 - よみうりテレビ、東京ムービー * cast 星飛雄馬 - 古谷徹 星一徹 - 加藤精三 星明子 - 白石冬美 花形満 - 井上真樹夫 |

第133回★大投手金田の引退
巨人-中日戦で金田は400勝を達成する
これは実話だが、この試合前のミーティングで、
川上は金田に400勝させて辞めてもらおうと発言したらしい
金田がそれに気づいたのは、
試合後の胴上げで長嶋が泣きながら「ご苦労様でした」と漏らしたからだそうだ
飛雄馬と伴はわざわざ邸を訪ね、「引退するって本当ですか」と金田に詰め寄る
昨年の春、台湾キャンプで金田に発破をかけられたおかげで
大リーグボールを誕生させられたことを、飛雄馬は感謝しているのである
「わしかてそうしたい、しかし…」と金田は腕を出す
これでも精一杯伸ばしとるんやで20年にわたるカーブの投げすぎだそうである
「黄金の腕だ…これぞ男の腕だ!」




「20年もの間投げられた秘密を教えてください!」と飛雄馬は感動して叫ぶ
「いやあ…強いていえば節制と練習かのう」
「節制と練習…!」と驚く飛雄馬であった
昭和22年、名古屋郊外――おかわりをする高校生金田
8月、貧乏な家で多くの兄弟と育った金田は共栄商業を中退して国鉄球団に入団
昔の名古屋駅はささやかである契約金50万、月給は2万5000円だったという
丼1杯と決まっている合宿所で金田はひとりでおかわりをして周囲の顰蹙を買うが、
飯は2人前というのは契約のときの条件だったという
「練習が金田か、金田が練習かというくらい、わしは練習した…」
ちょっと意味がわからないww
先輩をおぶって全力疾走して半死半生になるまで足腰を鍛えた
「星よ、お前は千本投球その他で経験があるじゃろうが…」とってつけたような伴のセリフ
「違う、俺などはまだまだだ!」
そして神宮球場で金田の引退発表会が開かれることになる
受付係のふたり金田は当初は引退するつもりがなかったが、
またまた実話だが、
「誰もあなたが打たれるのを見たくはない。なぜならあなたは金田正一だからだ」
と石原慎太郎に言われて引退を受け入れたのだという
正力オーナーが挨拶をして、背番号34の永久欠番を発表する
筆者は世代的に、大投手金田というより解説者の金やんしか記憶にないのだが、
金田引退というのはここまでのインパクトがあったのだろうか
記憶に残る試合として、昭和33年開幕第1戦の長嶋との対決をあげる金田
金田は長嶋をみごと4打席4三振させたのだが、
僕も引退するときに同じ質問をされたらその試合のことをあげるだろうと長嶋も語る
王も同じようなことを言ったので、金田・長嶋・王のライバル関係に飛雄馬は自分たちを重ねる

「俺たちと同じだ!」席上で金田は「20年ぶんのため息」を漏らすのだが、これは実話なのかな
去っていく金田を見送りながら、飛雄馬は「これからは俺たちの時代!」と考えるのだった
金田はその後73年(4年後)にロッテの監督となり、
宇野球一率いるアストロ球団と延長10回の死闘を演じるのである
第136回★狙われた伴宙太
近鉄土井、中日江藤がトレードを噂されている

プロの非情さに思いを馳せるパジャマ姿の飛雄馬であった
球団事務局を訪れて年俸倍額を提示されて「一挙に2倍にアップ?」と内心有頂天である
しかしサインの手をふととめ
「うん、どうしたの?(またかよ…)」「ところで伴の更改はどうなっているんでしょうか?」
「伴君は据え置きの予定だが?」
驚いた飛雄馬は魔球開発の功績を強調するが、オーナーはそれ込みで据え置きなのだと答える
ぽとり「サインは少し考えさせてください!」
えっ!(やっぱり今年もかよ!!)飛雄馬は憤然と事務所を出ていってしまう
「今度報われなければならないのは親友伴宙太…」とぶつぶつ言いながらクラウンマンションに戻り、
「いつから貴様は天狗になったんだ!」となじる伴に、「そうじゃない、君の更改の条件のことなんだ」
「俺の給料のこと?」
「はっきり言おう、君の更改の条件は…今シーズンと同じ、据え置きだ!」
「えっ…そうかあ…」実は伴、クビにされるんじゃないかとびくびくしていたのである
「伴、それでいいのか!」飛雄馬は、球団を糾弾せよとばかりに伴をたきつける
「本人の俺が喜んでいるんだ、どうにもなるまい!」
「伴…(´・ω・`)」
一方、ついにスランプから立ち直って一徹にホメられたオズマである
「しかし本当の戦いはこれからだ、ヒューマ・ホシとの対決は…!」
力が入ったところに、水原監督&フロントからの呼び出し
「なにやらただならぬ用件のようですな」実はカージナルスとのオズマ契約延長の交渉が決裂したのである
「俺にはホシ投手との対決がある! このまま帰るわけにはいかない!」とこぶしを握るオズマに、
「ウム、それでこそオズマ!」と一徹も同調し、
「中日はどうなるのですかな!」と凄みをきかせるが、
水原は弱気に首を振るばかり
「水原さん!」めずらしく弱気顔の一徹水原は代わりの打者を探しに渡米しようと提案するが、一徹は「あてになりませんな!」とこれを一蹴
すっかり計算がくるった一徹、「よろしい、わしもオズマとともに退団させてもらいますわい!」とごねる
これにあわてた水原、「他球団からトレードするというのはどうです?」
すると一徹、何かを思いついた様子で、「それならば話は別です」
「しかし星君」と水原は釘をさし、「花形や左門だと相手球団が承知しないだろう」
「いや…花形にあらず、左門にあらず…その選手は巨人におりますわい!」
またしても悪だくみの顔wwまさかONじゃないだろうね、と今度はフロントが釘をさす
「では柴田あたり…」
「いや、違いますな」意地悪くじらす一徹である
「その男の名を言ってくれ、星君!」
「おそらくたいした交換選手も要らんでしょう、なにしろ相手は無名…その男の名は伴宙太!」
その伴は、その頃、飛雄馬と多摩川で練習をしていた
「我が青春に悔いなしじゃ!」
(しかし友よ、それでいいのか…?)と飛雄馬は逡巡する
俺という人間を切り離して、自分自身の伴宙太という人間の立場から青春を考えたことはないのか?
なんちゅう回りくどい言い回しじゃ、書き写すのが難儀だわww
すっかり驚いた水原と中日フロントだったが、
消える魔球の秘密を知る伴を巨人が手放すはずがないんじゃないか、と水原が指摘
「フッフッフ、わしにお任せくだされ…」
このオッサンは忍者の頭領か?「たしかに今でこそあの二人は無二の親友同士、しかし青雲高校初期には憎み合っていた!」
そうかなあwww
「その二人をみごと水ももらさぬバッテリーに育てたのはほかでもない、このわし!」
「そのバッテリーをどうやって…」
「なあに造作もないこと、今度はあの日の逆をやればよい…」

一徹は興奮して、「とにかく、スプリングキャンプまでに中日のユニフォームを着せるのです!」
「ボ、ボス…」思わず言葉をもらしたオズマを一徹は振り返り、「オッ、なんじゃオズマ、まだいたのか」
「忘れたのかボス、さっきまで大リーグボール打倒をなしとげようと二人で誓ったのを!」
このツッコミは視聴者も完全に納得できるものである
「猛獣使いのようなボスの特訓に耐えてきたこの俺を簡単に捨てるボスなのか!」
「よし、ボスとして最後に言おう――お前に未練などないわ! とっととアメリカに帰れ!」
めちゃくちゃ冷たいと思わせておいて、
「もし不満が、怒りがあるなら、オズマよ、それを大リーグで爆発させろ! 以上だ、大リーグでの健闘を祈る」
走り去っていくオズマの車を非情に見送る一徹なのであった

巨人の星 全11巻セット (講談社漫画文庫) ¥7,161

