テレビドラマに夢中! -73ページ目

スクール!![第4回]|学級崩壊は過去のものではない

2011年1月16日 - 3月
日曜日21:00 - 21:54(54分)
制作局 フジテレビ・共同テレビ
編成企画:成河広明
企画統括:瀧山麻土香
脚本:秦建日子、森ハヤシ
音楽:延近輝之
プロデューサー:永井麗子
演出:土方政人、岩田和行、平野眞
主題歌:サンボマスター「希望の道」

* cast
成瀬 誠一郎(42) - 江口洋介
桐原 伊織(39) - 西島秀俊
武市 かの子(22) - 北乃きい
大橋 仁(30) - 塚本高史
岡本 幸恵(34) - 市川実和子
本木 友一(24) - 三浦翔平
村上 美香子(50) - ふせえり
柏葉 太一(53) - 田窪一世
西園寺 綾(32) - 吉井有子
脇谷 九十郎(58) - 塩見三省
吉村 百合子(30) - 堀内敬子
武市 幹城(72) - 岸部一徳
赤石那奈
上野 成吾 - 上妻成吾
キャンベル 明日香 - アービーアリーヤ明日香
阿部 高志 - 阿部考将
原 翔子 - 荒川ちか
市村 理矩 - 市川理矩
伊藤綺夏
大朏岳優
白石 和澄 - 菊池和澄
清水 俊哉 - 清水優哉
小笠原 レイラ - シャーロックレイラ
高山 龍飛 - 高橋龍飛
滝沢 良平 - 滝澤諒
谷本 毅 - 谷山毅
遠山 真歩 - 當麻真歩
中嶋 はるか - 中嶋春陽
西川 奈那子 - 西山奈那
田中 勇気 - 根岸泰樹
橋部 来留美 - 橋本来留美
松下 頼 - 松本頼
関口 美奈 - 宮田早苗
成瀬 正太郎 - 鈴木福
誠一郎の妻 - 中越典子(友情出演)


テレビドラマに夢中!-スクール!!

区長参観が近づく中、5年生担任の大橋が無断欠勤。もう学校には来ないだろうという桐原の予言通り、学級は崩壊していた。成瀬はアパートを訪ねるが応答はない。大橋は学校宛てに辞表を投函し、路上で酒を飲むうち、仮病で学校をさぼっている4年の健と打ち解けるが、警察に補導されてしまう。警察に駆けつけた成瀬は、学校の机で見つけた大橋の授業記録を読み上げ、大橋の辞意を翻させようとするが、怒りをあらわにした桐原に、最後に人を追いつめるのは無知で無邪気な善意だ、と責められる…。


せっかく教師のうつ病という問題を取り上げているにしては一面的で、
実際はドラマのように単純ではないだろう。
しょせんはネタなのだが、現実に厄介なのは、
このような事態に陥る前に塚本高史の異変をいかに察知し、
そしてこのような人をどのように職場復帰させるのかという管理の問題である。
実際には塚本のように辞表を出したりしないし、地方公務員はそんなに簡単にクビにはならない。
うつ病になろうがなるまいが、人生は続くのである。

もっとも、このお話のモチーフは「教師のうつ病」より「学級崩壊」が主なようだ。
現場では「崩壊」という言葉を使用することに激しい心理的抵抗があり、
どこの小学校でも、日本語的な「荒れ」という曖昧な言葉で表現することが多いという。
この言葉を最初に使ったのはNHKで、1990年代のドキュメンタリーであった。
モンペの問題などもあり、現在、小学校が置かれている状況はますます厳しくなっており、
昨年11月の桐生市の小6女子自殺事件でも、学級が崩壊していたという報道があった。
「4月から、落ち着きがなく、姿勢が悪い児童が目立つようになった。
 7月には決められた席につくことに逆らう児童が増えてきた。
 また、一部の児童が担任に暴言を吐くなどしたという。
 8月下旬には、女子児童が反抗的な態度や、
 担任の発言に揚げ足を取る態度を見せるようになり、
 学級全体がまとまりを欠くようになった。
 9月には、教室が非常に汚く、乱れていることが多くなり、
 数人の児童が、担任以外の教諭に『授業にならないことがある』と相談していたという。
 その後、担任はクラスの落ち着きを取り戻そうと、ルール作りを行ったが、
 ルールを守ろうとする児童が少ないため、校長らも含めて指導を行った。」
 (2010年11月19日 読売新聞)
今回のドラマの描写通りと言える。
学級崩壊とは、主に、全教科担任制である小学校における学級経営の破綻と言える。
(中学校のような9教科に別々の担任がつく体制にあって、
 9名の教師の授業が特定のクラスで崩壊することは、現実にはあり得ない。
 ↑「美咲ナンバーワン!!」のZ組のような例を除く)
全教科担任においては、学級は一種の密室だから、実態をリアルに把握できるのは担任だけである。
そういう意味で塚本高史のようにノイローゼ状態に陥ることは十分あり得る。
今回のオハナシでは、モンペは登場しないようだが、
現実では、さらに、崩壊したクラスの担任の管理能力を厳しく指弾するモンペも存在するのである。

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他の回の「スクール!!」
第3回|たかが5000円、されど5000円
第2回|バレエ娘のリアリティ
第1回|新米が寝坊するお約束はやめてはどうか

冬のサクラ[第4回]|高嶋政伸は草彅君の兄ではないか

2011年1月16日 -
日曜日21:00 - 21:54(54分)
制作局 TBS
企画 - 石丸彰彦
原案 - 戸部真里香
脚本 - 高橋麻紀
演出 - 山室大輔、吉田健
プロデューサー - 高橋正尚、韓哲
製作著作 - TBS
主題歌 - 山下達郎「愛してるって言えなくたって」

* cast
稲葉祐(36歳) - 草彅剛
石川萌奈美(45歳) - 今井美樹
稲葉肇(24歳) - 佐藤健
向井安奈(27歳) - 加藤ローサ
稲葉百合(63歳) - 吉田日出子
稲葉哲也(58歳) - でんでん
稲葉香織(53歳) - 大島蓉子
石川航一(41歳) - 高嶋政伸
石川琴音(13歳) - 森迫永依
石川章子(71歳) - 江波杏子
中里次郎(36歳) - 山崎樹範
村瀬千尋(34歳) - 遊井亮子
白石理恵(38歳) - 白羽ゆり
- チェ・ジウ(友情出演)


$テレビドラマに夢中!-冬のサクラ

萌奈美は、友人の理恵からイベント会場に飾る啓翁桜を買いつけるため山形への同行を頼まれる。萌奈美は航一からも強く頼まれてやむなく承知するが、理恵は出発前に新幹線を降りてしまい、一人で山形へ行くことに。一方、仕事を辞めて上京を決心した祐は、萌奈美のためにガラス細工の鳥を作っていた。肇や親友・中里が止めても祐の決心は固かった。啓翁桜を土産に買った祐は萌奈美と鉢合わせるの姿を見つける祐。なんとそこには航一の姿も…。


佐藤健の弟との今ひとつしっくりこない異父兄弟ぶりが、
草彅剛のまだ見ぬきょうだいが誰なのかと
考える楽しみを与えてくれるのだが、
高嶋政伸こそが彼の兄であるという可能性を捨てきれない。
江波杏子の若き日の過ちがそのような事態を招いているという可能性である。
米沢牛を使っていたであろう山形市内のフレンチレストランで、
高嶋が強調した自分と草彅との「棲む世界」の違い、
そして、父親の不明を草彅があらためて高嶋に告白した展開が、
ドラマ後半での高嶋の苦悩を前駆しているようにも思えるのである。
今回、今井美樹の病気を知るにいたった高嶋は、
妻への異様な執着という一点以外で、単純なモンスターであることをやめているのだ。

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他の回の「冬のサクラ」
第1回|どこまで大時代にいけるか
第2回|異相の人・スターレス高嶋
第3回|ドラマの中の迂闊な人々

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悪党〜重犯罪捜査班[第3回]|中途半端な出来栄えだなあ

2011年1月21日 -
金曜 21:00 - 21:54(54分)
制作局 ABC・テレビ朝日
脚本:深沢正樹
演出:小松隆志、塚本連平
音楽:朝倉紀行
ゼネラルプロデューサー:黒田徹也(テレビ朝日)
プロデューサー:中込卓也(テレビ朝日)、飯田新(ABC)、川西琢(テレビ朝日)、伊藤達哉(MMJ)
制作:ABC、テレビ朝日、MMJ
主題歌 [編集]
オープニングテーマ:4Minute「WHY」
主題歌:S.R.S「Real Lie」

* cast
横浜港町警察署刑事課第四係
 富樫 正義 - 高橋克典
 里中 啓一郎 - 小泉孝太郎
 飯沼 玲子 - 内山理名
 柴田 安春 - 鈴木浩介
 山下 学 - 平山浩行
 津上 譲司 - 八神蓮
横浜港町警察署
 猪原 勇作 - デビット伊東
 石黒 孝雄 - 梅沢富美男
 平松 亜美 - 松原夏海(AKB48)
 三枝 由美 - 桃永
神奈川県警
 前島 隆造 - 村上弘明
その他
 里中 理恵 - 原田佳奈
 富樫 のぞみ - 宮武美桜
 藤井 佐知代 - 大森暁美
 森川 明日香 - 滝沢沙織
 西村 和也 - 敦士

*ゲスト
篠崎光代 - RICACO
池之上義男 - 緒方幹太


テレビドラマに夢中!-悪党~重犯罪捜査班

横浜の雑居ビルで企業専務・胡桃沢の刺殺体が見つかった。富樫は現場近くで、目撃者と思われる東南アジア系の少年を見かける。不法入国の少年は署で保護できないので富樫は自宅に匿うことに。死んだ胡桃沢はあちこちで恨みを買っていた。里中はもめていたという大手外食チェーンの会長立石を訪れて立石を怒らせ、代議士経由で県警警務部長前島に抗議の連絡が。富樫たちは元入国ブローカーを脅し、少年タケルの身元を調べ上げた。面倒を見ていたホステスたちの話によると、最近、品のいい女性と遊んでいたらしい。前島にプレッシャーをかけられた里中は女性が篠崎社長だと気づき、独断で篠崎に迫るが、否定した篠崎は屋上から転落死。霊安室で富樫は篠崎の部下池ノ上の手首のパワーストーンに注目。篠崎は死んだ我が子とタケルをだぶらせていた。富樫はタケルを使って池ノ上をおびき寄せ、ビルの屋上で犯行を否定する池ノ上を脅して自白をとる。一連の事件を報告する里中に、前島は「おかげで犯罪者同士が殺し合ってくれて無駄な裁判の手間が省けた」と答える。街の掃除をするように言われた里中は、入国管理局と不法滞在者の検挙に乗り出す。その中にはタケルの姿もあった…。


犯人役の緒方幹太はビルの屋上から高橋克典らに突き落とされそうになり、
渋々犯行を自供するのだが、自白は後で覆すことができる。
こんな違法捜査をしていたらなおさらのことで、
どうするのかなと思っていたら、
平山浩行たちは、鶴見の運河に捨てたという凶器をちゃんと見つけていた。
なかなか優秀なのである。
殺害の共犯なのに子供に優しいという中途半端な役柄でRICACOが出ていたりして、
どうも相変わらず歯切れが悪く、初回で感じた爽快感には遠い。
変わらず良い味なのは村上弘明で、
毎回「街の掃除」を口にするのだが、今回のラストでは、
小泉孝太郎が小泉孝太郎がその言葉をまともにとって、
富樫たちが匿っていた少年も密入国ホステスも一網打尽にしていた。
小泉は、高橋らの捜査を違法と知りつつ認めざるを得なくなる、という役柄のはずだが、
ここでは体制のイヌに成り下がっているのが興味深い。
もっとも、村上弘明が体制側かどうかはビミョーなのだが。

内山理名のDVの話が出てこなかったので残念。
日本人に見えない子役・本川嵐翔を匿ってくれと高橋に頼まれて、
田舎から母が出てきていて…と言い訳したので、
本川は高橋の家に行くことになるのだが、
DVの彼氏と同居をする展開になるのかと一瞬期待させただけに、残念である。

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