生まれる。[第5回]|つまりは、退屈なドラマ
| 2011年4月22日 - 6月 金曜22:00 - 22:54(54分) TBS 脚本:鈴木おさむ プロデュース:鈴木早苗 演出:金子文紀、吉田秋生、武藤淳 主題歌:関ジャニ∞ 「365日家族」(テイチクエンタテインメント) オフィシャルサイト:www.tbs.co.jp/umareru2011/ * キャスト 林田 愛美(25) - 堀北真希 林田 太一(24) - 大倉忠義(関ジャニ∞) 林田 浩二(20) - 中島健人(B.I.Shadow) 林田 美子(17) - 竹富聖花 林田 新平(享年55) - 三宅裕司(特別出演) 林田 愛子(51) - 田中美佐子 森脇 哲多(35) - 大竹浩一 西嶋 丸子(11) - 宮武祭 大川 洋一(28) - 鈴木亮平 国木 美和(51) - 戸田恵子 長澤(55) - 金田明夫 水川 真帆(29) - 酒井若菜 小池 晴馬(29) - 淵上泰史 内田 留美(40) - 西村知美 小山 有紀 - 篠原愛実 山中 裕也 - 福士蒼汰 中野 瑛太(50) - 斎藤歩 近藤 卓巳(55) - 大杉漣 ゲスト 西嶋沙紀 - 西田ひかる 西嶋萌生 - 高井萌生 沢田 - ムロツヨシ 寺田 一朗 - きたろう |
悩んだ末、羊水検査を受けることにした愛子は、陽性だったら出産をあきらめると近藤に伝える。愛美はダウン症をひとつの個性だという大川の主張を綺麗事と断じて国木にたしなめられる。一方、太一のもとに借金取りを伴った中野が現れる…。登校拒否の美子は居候している留美に愛子の妊娠を話してしまい、留美は激しく愛子を責める。ある日、浩二は西嶋丸子に頼まれ、弟の萌生と子供の国へ行くことに。浩二は愛美を誘うが、萌生はダウン症だったが、屈託のない幸せそうな笑顔は皆を笑顔に変えていく。愛美の心に大きな変化が生まれ始める――。
どうも不快な刺がいくつもささっているドラマである。進展はほとんどなくて、刺そのものも、オリジナリティに欠けているのだが、
役者は不快を際立たせる演技に忠実なので、どうにもキモチ悪いのだ。
上からいくと、大倉忠義はふたつトラブルを抱えている。
ひとつは、これまでも金をせびってきた斎藤歩が借金取りまで連れてきたという件。
こんな男はいつでも切り捨てて警察に訴えればいいと思うのだが、大倉はそうしない。
もうひとつは、酒井若菜を妊娠させた上に、
おろすのを拒んだというので暴力をふるった先輩デザイナー淵上泰史を殴ってしまった件。
パトカーのサイレンが鳴っていたので、大倉は傷害罪でタイーホされ、
事務所もクビになるのだろう。
次女の竹富聖花は51歳の母親が妊娠したというのでいじめられている。
そんなことでいじめられるだろうかとも思うが、
竹富は西村知美にばらしてしまい、不妊治療に300万も遣った西村は、
今まで私のことを腹の中で笑っていたのねと激昂して出て行く。
それを見送りながら、
お母さんの妊娠でみんなが不幸になっているのよと憎々しげに言う竹富。
これを解消するためには産まないことにするだけでいいんだから、
と言うのだが、竹富のいじめは田中美佐子が出産しようとしまいと変わらないはずだし、
竹富聖花を産まなければそんなこと言われずにすんだのにと同情してしまう。
中島健人は唯一の賛成派だが、次週でまた出血予定。
そして長女の堀北真希は、
ダウン症を特別視しないことは綺麗事だとばっさり言ってのける。
高井萌生君の演技はすばらしく、堀北もまたホロリと涙を流すのだが、
中島健人に「お母さんの妊娠を応援しようよ」と言われると、
それとこれとは話が別と言わんばかりに急に態度を硬化させる。
ま、どれもこれも、簡単に解決してしまってはドラマにならないわけだが、
だからといって解決を引き延ばしているのも退屈な話だよなあ、と思えてならないのだ。

☆他の回の「生まれる。」
第3回|羊水検査3人衆
第2回|エピソードが散発的
第1回|田中美佐子がなぜ妊娠したのか誰か教えてほしい
犬飼さんちの犬(再放送)[第6回]|犬モノというのは家族ドラマにしかならないのか
| 2011年4月6日~ 水曜23:00~23:30 (初回)2011年1月14日~4月8日(金)21:00~ 監督:亀井亨/渡邊貴文 脚本:永森裕二 原作「犬飼さんちの犬」竹書房刊 原案:吉田聡史 著:各務慎一/倉木佐斗志 音楽:野中“まさ”雄一 (HEAD OFF, INC.) 主題歌「パズル」歌/近藤隆 作詞/吉津屋こまめ 作曲・編曲/野中“まさ”雄一 製作総指揮:吉田尚剛 プロデューサー:平体雄二/飯塚達介 企画:AMGエンタテインメント 制作:スタジオブルー * cast 犬飼保(小日向文世) 犬飼潤子(ちはる) 犬飼幸(小野花梨) 犬飼岳(矢部光祐) 菊田萌子(徳永えり) 鳥飼カエデ(木南晴夏) 千木良哲(柳憂怜) 蓮田喜一郎(池田鉄洋) 蓮田重彦(清水章吾) 鳥飼正(でんでん) 月光(斉藤洋介) 芝二郎(佐藤二朗) 謎の老人(佐藤蛾次郎) 諏訪真知子(円城寺あや) |

日曜の朝、犬飼が起きて来ると、子供たちはアニメのイベント、潤子はカラオケ教室だと言う。犬飼は遂にサモンと二人で一日留守番をせねばならなくなった。とりあえず言いつけられたとおりエサをあげるが、うまくいかない。散歩に出るが、まったくいう事を聞かない。公園デビューもしてみるが、コミュニケーションがうまくとれない。ペットショップの店員、芝二郎からもらったアドバイスもほとんど意味をなさない。途方に暮れて土手で座っていると、犬飼と同じように犬を連れ、たそがれている男を発見。妙に親近感が沸き、犬飼はその男に話しかけてみるのだが…。
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外で飼うという約束だったが、サモンは家の中と外を行ったり来たりしている。
「犬を飼うということ」を見た後だと、サモンが大きいのにいちいち驚いてしまう。
小日向文世はしかたなくサモンと長い散歩に出るのだが、
商店街のアーケードで妻ちはるが路上ライブをやっているのに出くわす。
小日向が単身赴任している間に、みんな行動範囲が広がったのだ、
とちはるは言っていたのだが、ここで描かれているのは家族の変容である。
「犬を飼うということ」も、必死で互いにしがみつく家族の話だが、
犬の話というのは、要はそういうテーマに落ち着いてしまう。
このドラマには好意的なので、ま、いいのだが、
なんだかなあと思う。

☆他の回の「犬飼さんちの犬」
第5回|いつのまにか島ヶ崎島編終わり?
第1回|画面のやさしさ

