巨人の星(再放送)[第139~140回]|花形・左門の執念&川上監督の決意
(再放送)2010年10月4日~ 月~金 19:00~20:00(毎回2話放送) TVK 原作 - 梶原一騎(作)、川崎のぼる(画) 脚本 - 山崎忠昭、松岡清冶、佐々木守、長浜忠夫、辻真先、斉藤次郎、松元力、島修司、さわきとおる、吉田喜昭、山崎晴哉、宇佐美寛、伊東恒久、林すみ子、鈴木良武、竹内泰之、吉田茂承、斉藤望、金子裕 作画監督 - 楠部大吉郎、香西隆男、椛島義夫、斉藤博、遠藤正史 美術監督 - 小山礼司(1話-57話)→影山勇(58話以降) 美術デザイン - 小山礼司(67話以降) 音楽 - 渡辺岳夫 原画 - 塩山紀生、米川功真、荒木伸吾、小林治、森下圭介、小松原一男、石黒昇、今沢哲男、中村英一、芝山努、近藤喜文、北原健雄、前田実 他 コンテ - 吉川惣司、出崎哲、富野喜幸、奥田誠治 他 演出 - 長浜忠夫、出崎哲、小林きよ子、小林かおる、斉藤博、石川輝夫、奥田誠治、吉田茂承、斉藤望、吉川惣司、御厨恭輔 ナレーター - 小林恭治 協力 - 東京読売巨人軍 資料提供 - 越智正典(91話) 制作 - よみうりテレビ、東京ムービー * cast 星飛雄馬 - 古谷徹 星一徹 - 加藤精三 星明子 - 白石冬美 花形満 - 井上真樹夫 |
第139回★花形・左門の執念
雪道を走るミツル・ハナガタ2000、
ハンドルを握るのは花形ではなく、阪神の二軍投手である
こんな手近なところ(六甲山)で大雪とは…と花形は上機嫌
ミツル・ハナガタで雪山は危険だと思うがww
一方、左門は九十九里浜で風に吹かれている
飛雄馬は多摩川グラウンドで伴のバッティング練習である
記者は飛雄馬の姿に一徹と同じコーチの姿を見る
その記事を見て、一徹は不敵に笑い、次いでゲホホと咳き込むww
咳が止まらず、熱もあるようで、旅館の自室で臥せっていたのだが、
次の回ではケロリと治っている
肺ガン(スモーカーだからね)で死ぬという構想があったのだろうか
何もかもわしの予定通り…とほくそえんだところに、
水原監督から電話があり、アメリカに外人選手を探しに行くという
オズマから手紙が来たのである
スズメ、メジロ、ロシヤ
帰国したオズマは3番になり、他選手も日本で鍛えてもらいたいというのだった
気をよくした代表、再び外人選手のスカウトを検討しはじめたのである
しかし一徹は頑として首を縦に振らず、伴以外のコーチはしないと言い張る
「コーチとしての責任をとれるのかね?」
「責任ですか…フッフッフ」
3日間のご猶予をいただきたい
部屋を出た一徹、たむろっていた記者を喫茶店に連れていき、
花形・左門の特訓を偵察するようにと命じる
その目的は、花形・左門が消える魔球の謎を解いたことを公にし、
巨人における伴の価値を下げることである
「もはや決まったも同然…」
なんだかゴルゴ13みたいな一徹
一方、花形の六甲山特訓は続く
芯にボールを入れて投げさせ、それをジャストミートしようというのである
そのために同道させた二軍投手だった
なかなか芯を打つことができず、雪まみれである
どんだけ張りのある前髪かwww
次は雪玉を氷の上でワンバウンドさせる
一徹の命を受けた記者はこれらの内容を一徹に報告する
「完全と言っていいぐらいじゃ、パリの川上監督に見せてやりたいわ」
川上監督、なんでパリにいるのww
今度は左門の特訓を偵察に向かう記者
左門は百目ロウソクをたくさん立て、素振りで消そうとする
海風で消えるわ
そして海水に腹まで浸かり、波頭めがけてバットを振る
また報告を聞いた一徹、左門もさすがよのうと上機嫌である
そうとも知らずに飛雄馬は今日も伴の特訓に励む
すると――わしの代わりに伴を鍛えてくれているのか、礼を言うぞ
一徹のイリュージョンが現れて飛雄馬を苦しめる
「父ちゃん…出てこい! もう一度出てくるんだ!」
「星っ、どうしたんだ!」急に錯乱した飛雄馬を宥めようとする伴…
第140回★川上監督の決意
伴の特訓を続け、「何をやってる、このでくのぼう!」と罵声を浴びせる飛雄馬
その頃、水原監督は一徹から花形・左門の特訓話を聞き、
アメリカ行きの中止を決めていた
しかし伴のトレードが断られている状況は変わりない
「もう私には何が何だかわからなくなってきた…」と頭をかかえる代表
もう約束の3日過ぎてねぇ??ww
それならパリの川上に電話をしてくれと代表に迫る一徹
川上監督、パリ行きは、夫人孝行の遊びらしいww
「少し遊びすぎたな、少々疲れたよ」などと同行した牧野コーチにもらした川上、
一徹から電話と聞いて、しかたなく電話に出る
「消える魔球の正体は見破られたも同然ですぞ」
な、なにっ
花形・左門の特訓内容を聞いて、思わず受話器を取り落とす川上
「消える魔球の正体、暴かれたり…」
何も知らない夫人は「なんて人でしょう」とプリプリしている
しかし川上はすでに翌日の帰国を決めていた
横顔の眼鏡の描き方がカットで違う
これらを知らずに伴の特訓を続ける飛雄馬
ようやく伴の打撃も板についてきて、
感心して見ている中尾監督だったが、そこに川上から国際電話
「報道陣には気づかれぬようにな…」
川上は「5勝以上できる投手」と交換という条件で、伴をトレードに出すと宣言する
「あなたひどいですわ…」と脇で聞いていた川上夫人
「プロの監督の使命は、勝つことにあるんだ」
それに伴も成長するし、星も一皮剥けるし、というようなことを言うのだが、
巨人にいるかぎり伴はブルペンンキャッチャーって、巨人で育てりゃいいじゃんと思うのだが…
(可哀想に…)と思いつつ伴の練習を見つめる中尾監督だった
「しかしこれでいいのかもしれん…」
そこに牧場君が走ってきた
連載スタートにあたって後楽園球場での座談会に出てくれというのである
出席者は読者の少年少女と、飛雄馬、伴、花形、左門
花形と左門がすでに快諾したと聞き、一抹の不安を感じる飛雄馬
「出席はしよう…だが…気になる…」
花形モータース藤沢工場――
花形は親の会社の社員を勝手に使って、
魔送球の軌道を機械的に再現した設備で特訓していた
金にあかした練習である
左門のほうは、滝から落ちる水をバットで切る練習
「星君、楽しみだぜ、後楽園球場での座談会が!」
だから試合じゃなくて座談会だっつのwww
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