巨人の星(再放送)[第115~116回]|巨大な敵、父一徹&不安の中の四連勝 | テレビドラマに夢中!

巨人の星(再放送)[第115~116回]|巨大な敵、父一徹&不安の中の四連勝

(再放送)2010年10月4日~
月~金 19:00~20:00(毎回2話放送)
TVK
原作 - 梶原一騎(作)、川崎のぼる(画)
脚本 - 山崎忠昭、松岡清冶、佐々木守、長浜忠夫、辻真先、斉藤次郎、松元力、島修司、さわきとおる、吉田喜昭、山崎晴哉、宇佐美寛、伊東恒久、林すみ子、鈴木良武、竹内泰之、吉田茂承、斉藤望、金子裕
作画監督 - 楠部大吉郎、香西隆男、椛島義夫、斉藤博、遠藤正史
美術監督 - 小山礼司(1話-57話)→影山勇(58話以降)
美術デザイン - 小山礼司(67話以降)
音楽 - 渡辺岳夫
原画 - 塩山紀生、米川功真、荒木伸吾、小林治、森下圭介、小松原一男、石黒昇、今沢哲男、中村英一、芝山努、近藤喜文、北原健雄、前田実 他
コンテ - 吉川惣司、出崎哲、富野喜幸、奥田誠治 他
演出 - 長浜忠夫、出崎哲、小林きよ子、小林かおる、斉藤博、石川輝夫、奥田誠治、吉田茂承、斉藤望、吉川惣司、御厨恭輔
ナレーター - 小林恭治
協力 - 東京読売巨人軍
資料提供 - 越智正典(91話)
制作 - よみうりテレビ、東京ムービー
* cast
星飛雄馬 - 古谷徹
星一徹 - 加藤精三
星明子 - 白石冬美
花形満 - 井上真樹夫


テレビドラマに夢中!-巨人の星
第115回★巨大な敵、父一徹
見えないスイング、見えない打球のデビューを
ココーアを飲みながらラジオで聞いていた花形
テレビドラマに夢中!-巨人の星 つ、ついにこの日が…
テレビドラマに夢中!-巨人の星 左門も「わからん!」
見えないスイングは、当時のスロー再生の能力では分解しきれないのである
スロー再生自体が一般的でなかったようで、競馬の判定に使われていると説明される
テレビドラマに夢中!-巨人の星 脚光を浴びる一徹
しかし、大リーグボール打倒とどのように結びつくのかわからないやっぱり飛雄馬

試合は進み、今度は巨人の攻撃である
王、長島と続く打順に一徹はなにごとか水原監督に進言
その結果、王は歩かされて満塁となり、絶好調の長島と勝負となる
どういう采配なのかと怒号が沸き起こる観客席
異常を感じた川上もまた長島に耳打ち、それを見て一徹もマウンドの投手に何かを指示
はたして、長島の打った球はいまひとつ詰まって、フェンスぎりぎりでセンターがキャッチアウト
戻ってきた長島が川上に頭を下げると、川上は「相手が悪すぎたんだ」という

さらに試合は進み、再びオズマの打順
その顔を見た飛雄馬、「オズマはもはや野球ロボットではない!」
テレビドラマに夢中!-巨人の星 人間オズマの誕生か?
テレビドラマに夢中!-巨人の星 ピカー
再び城之内の球を場外に打ち上げたオズマ
テレビドラマに夢中!-巨人の星 なぜかバットが粉々に
アストロ球団かいwww
てゆか、アストロ球団がこうした描写を取り込んでいるのだが…
三塁コーチボックスに立ち、平然と通過するオズマを見送る一徹
「大リーグボールを打ち込んだとき、あいつらは初めて抱き合って握手するつもりなんだ!」
飛雄馬は嫉妬とも妄想ともつかぬことを口走る

結局、試合は中日が4-2で巨人を下す
試合後、水原監督が記者に解説したことによれば、
長島の満塁ホームランを阻止した一徹の狙いは、「長島をかっとさせること」にあった
王を歩かせて勝負を意識させ、さらに初球に絶好球を投げることで肩に力を入れさせた
おかげで打球は詰まり、ホームランになりきれなかったというわけである
いくらなんでもリスクの大きすぎる作戦であろう

試合が終わったとたん、飛雄馬はなぜか場外に走り出してしまうのだが
照明が落とされ、誰もいなくなった頃になぜかこっそり帰ってくる
すると一徹はマウンドの上で砂をすくっていた
テレビドラマに夢中!-巨人の星 最近めずらしくやさしい顔
「ほれぼれするほどの勝ちっぷりだったよ、父ちゃん…」
遠くから飛雄馬がおセンチにささやくと、しかしその顔はすぐ鬼に変わるのだった
テレビドラマに夢中!-巨人の星 ふっふっふっ…!

第116回★不安の中の四連勝
いよいよ飛雄馬の再デビュー戦、相手は広島カープである
飛雄馬は大リーグボールであっという間に試合を終わらせてしまう
勝利インタビューで、川上に言われて、改めて伴に礼をいう飛雄馬
和む雰囲気の中、他球場の試合結果が入ってくる
中日-大洋戦は3-0で、3点はオズマによるものだという
そして巨人勝利の感想を訊かれた一徹からの伝言が読み上げられる
『飛雄馬よ、わしたちに蹴落とされるためにおめおめと出てきたようなものだ
 今日の勝利は明日の敗北だ。大リーグボールはすでに敗れたも同然なり』

ぎょっとした飛雄馬であったが、翌日のアトムズ戦も完封
中日のほうは10-2の完勝だったという
見えないスイングとのきたる対決について放送席で話してくれと依頼され、
例によって考えなしの伴は飛雄馬と二人での出演を承諾してしまった
テレビドラマに夢中!-巨人の星
アナウンサーが考えた、見えないスイングの活用法は3つあった
(a) バットに当たった大リーグボールを強引に打つ花形方式
(b) バットに当たる前にボールを狙い打つ
(c) バットを狙えないようにメチャクチャにスイングする
呵々と笑い飛ばした伴の対抗策は次の通り
(a) 改造式大リーグボール(グリップヘッドを狙う)なら大丈夫
(b) 大リーグボールは超内角なので打ってもファウルにしかならない
(c) それはただの空振りww
しかし、黙って聞いていた飛雄馬は、「だめだ、そんなことでは…」
テレビでこれを見ていた一徹も「当然じゃ、ふっふっふ…」
「それじゃ星、お前の考えを聞かせてくれ!」と伴は放送中であることも忘れて聞き返す
「今のところは…何もない」
「考えられんと正直に言うたらどうじゃ、飛雄馬」画面に向かって一徹は意地悪に言う
「しかしですねえ…」と割り込んだアナウンサーに、
「もう勘弁してください、考えたくない」と飛雄馬は俯く
もうたくさん!とテレビのスイッチを切ったのは明子である
ついとベランダに立ち、となりのマンションの茶の間を団欒を見下ろし、
テレビドラマに夢中!-巨人の星 ああいう親子もあるんだわ
「それなのに、お父さん、なぜここまでやらなければならないの?」
テレビドラマに夢中!-巨人の星 誰か教えてちょうだい…

アトムズ第2戦、今日も飛雄馬は好投
(球が走れば走るほど、俺の心は鉛のように沈んでいく…)
アトムズの打者にオズマを重ねて大リーグボールを投げ、今日も完封である
翌朝、新聞を見ていた明子が「飛雄馬!」と呼んで、見えないスイングの分解写真を見せる
テレビドラマに夢中!-巨人の星 「バ、バットが…消えている!」
1/1000秒の微速度カメラでもバットの影を捉えられないような神技に、どんな対策を考えればいいのか…
同じ新聞を見た伴も心配してやってきたが、
「対策はない。俺にどうしろというんだ!」と飛雄馬は逆ギレ気味
こうなったら恥を偲んで、敵味方を問わず対抗策を聞いてみるんじゃ!と伴は言うが…

テレビドラマに夢中!-巨人の星 そんな便利なものがあれば私が聞きたいね(ひとごと)
「それに私の予感では、星は敗れるね」
「それがわかっていてどうして星に投げさせるのですか!」
「そりゃあ…星が打たれる前に、勝ち星を稼いでいるのさ」
血迷った伴はさらに1軍のベンチを空け、新幹線に乗って大阪へ
テレビドラマに夢中!-巨人の星 うどん屋で花形に頼み込む
テレビドラマに夢中!-巨人の星 「宿命のライバルなればこそ!(サッ)
テレビドラマに夢中!-巨人の星  断る!」
「それを教えてしまったら僕はライバルの資格を失ってしまうんだ」
かつて手紙で教えてくれたじゃないのww
「僕は用事がある!」とうどんを食わずに出ていってしまう
テレビドラマに夢中!-巨人の星 ヤケ食い
うどん屋のテレビに映るのはアトムズ第3戦の中継、今日も飛雄馬は好投
同じ頃、オズマも見えないスイングで打ちまくり

同じようなシーンがもう何回も続いており、じらされる一方である

巨人の星 全11巻セット (講談社漫画文庫) ¥7,161


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