巨人の星(再放送)[第103~104回]|飛雄馬よいずこえ&落ちゆく星 | テレビドラマに夢中!

巨人の星(再放送)[第103~104回]|飛雄馬よいずこえ&落ちゆく星

(再放送)2010年10月4日~
月~金 19:00~20:00(毎回2話放送)
TVK
原作 - 梶原一騎(作)、川崎のぼる(画)
脚本 - 山崎忠昭、松岡清冶、佐々木守、長浜忠夫、辻真先、斉藤次郎、松元力、島修司、さわきとおる、吉田喜昭、山崎晴哉、宇佐美寛、伊東恒久、林すみ子、鈴木良武、竹内泰之、吉田茂承、斉藤望、金子裕
作画監督 - 楠部大吉郎、香西隆男、椛島義夫、斉藤博、遠藤正史
美術監督 - 小山礼司(1話-57話)→影山勇(58話以降)
美術デザイン - 小山礼司(67話以降)
音楽 - 渡辺岳夫
原画 - 塩山紀生、米川功真、荒木伸吾、小林治、森下圭介、小松原一男、石黒昇、今沢哲男、中村英一、芝山努、近藤喜文、北原健雄、前田実 他
コンテ - 吉川惣司、出崎哲、富野喜幸、奥田誠治 他
演出 - 長浜忠夫、出崎哲、小林きよ子、小林かおる、斉藤博、石川輝夫、奥田誠治、吉田茂承、斉藤望、吉川惣司、御厨恭輔
ナレーター - 小林恭治
協力 - 東京読売巨人軍
資料提供 - 越智正典(91話)
制作 - よみうりテレビ、東京ムービー
* cast
星飛雄馬 - 古谷徹
星一徹 - 加藤精三
星明子 - 白石冬美
花形満 - 井上真樹夫


テレビドラマに夢中!-巨人の星

第103話★飛雄馬よいずこえ
いずこえというのはこちらの台詞である
しかしまあ長い長いオフシーズンであることよ…

教会の鐘が鳴り、美奈の葬儀が行われる
テレビドラマに夢中!-巨人の星 これが美奈の両親なのかしらん
テレビドラマに夢中!-巨人の星 伴も事情を聞いたらしい
診療所で世話になった人たちが一輪ずつ百合を差し入れて別れを告げる
テレビドラマに夢中!-巨人の星 美奈は答えない
テレビドラマに夢中!-巨人の星テレビドラマに夢中!-巨人の星テレビドラマに夢中!-巨人の星
今さらのデートシーン追加
そして山村暮鳥とコクトーの詩…
テレビドラマに夢中!-巨人の星 初めて一人で診療所を訪れてワーイの図
何も言葉が出てこない…だがこれだけは言う!
「この別れの花とともも俺は君に青春をあげてしまう!
 もう女の人なんか一生誰も愛さない!
 俺の愛は…君と一緒に死んだんだ…」
テレビドラマに夢中!-巨人の星 「星よっ…!」
また走りはじめた飛雄馬、今度は住宅街である
そして海岸で座り込んでいつまでも涙を流す飛雄馬
ようやく見つけた伴、「下手な慰めは言わん…泣いた後は、わかっているよな…?」

テレビドラマに夢中!-巨人の星 新聞を読みふけるのは川上である
「中尾君に伝えてくれ、心配は要らんとな!」
大リーグボールは精神的に乱れれば自滅は当然なのだ――川上の伝言を中尾に伝える藤田
しかし川上は内心、(あきらめたものではない…)と考えていた
(いつか暁は訪れ、そして日はまた昇る…)

2軍のバスは鬱々とした飛雄馬を乗せて宮崎へ
テレビドラマに夢中!-巨人の星 「なんじゃと、汽車に乗らんじゃとっ!」
「もうしばらく宮崎に残りたい、俺の青春を埋めていくこの地に…」
そういう言い方をすると、単におセンチなだけになってしまう
「気持ちはわからんでもないが、それじゃあまりめめしすぎやせんか」
「そんな身勝手なことをしたらクビになる可能性も…」
「クビにするならすればいい…」
伴は手を合わせて説得するが、飛雄馬は宮崎の街へ消えていった

砂浜に座って夕陽を眺める飛雄馬、
「君という太陽の日の出はもう永遠にないんだ…」
次に診療所への山道を登って、できるなら永遠にこの山にいたい!と地面に倒れ伏す
そこへ沖先生に助けを求める村人が
山崩れで木の下敷きになったのである
テレビドラマに夢中!-巨人の星 岩をどけようと懸命になる飛雄馬
老人は無事助かったが、沖先生の見立てではガス壊疽を起こしかけていた
宮崎の大学病院で血清をもらってきてくれと頼まれた飛雄馬
「それがないと両脚を切断しなければならん!」
テレビドラマに夢中!-巨人の星テレビドラマに夢中!-巨人の星 ええっ
沖先生は依頼状を飛雄馬に渡し、「2時間待つ!」
ほうほうのていで飛雄馬が戻ってきたのはシリツが始まる寸前だった
かくして父ちゃんは助かり、充実感でいっぱいになった飛雄馬、
「そうだ、俺は美奈さんになろう! 第二の美奈さんに!」
テレビドラマに夢中!-巨人の星 巨人の星とは思えない幕切れになってる…

第104話★おちゆく星
しかし沖先生の態度は冷たかった
「君は感傷的になっているだけだ、しかしそんなことで務まるような職場じゃないんだよ…」
「わかっています、力仕事には自信があります!」
バカ!と先生は一喝し、「それだけ元気があるならなぜ野球をしない!」
テレビドラマに夢中!-巨人の星 「だめです、それは…」
「日高君が聞いたら泣くぞ! 大リーグボールが投げられるようになってから来たまえ!」
テレビドラマに夢中!-巨人の星 大リーグボール…!
「やっと生きる道を見つけたと思ったのに…」とすごすご去っていく飛雄馬
案じた沖先生は翌朝旅館に行ってみたが、今朝早くお発ちになりましたと聞いて安心する

しかし多摩川グラウンドには飛雄馬の姿はなかった
テレビドラマに夢中!-巨人の星 伴は一人でサインの練習
飛雄馬が宮崎から姿を消してから1週間以上がたっていた
明子への電話を記者が盗み聞きして、
「記事にすれば星君が読むかもしれませんよ…」
テレビドラマに夢中!-巨人の星テレビドラマに夢中!-巨人の星

相変わらず迷っていた飛雄馬、釣り人に見つかってあわてて逃げていく
テレビドラマに夢中!-巨人の星 沖先生も記事に驚く
「見損なった、わかってくれたと思ったのに!」

記者に囲まれた川上、「(クビも)ありうるかもしれません」
(わしは信じているぞ、決して軽はずみな真似はするなよ!)
テレビドラマに夢中!-巨人の星 お前は一体どこにいるんじゃい!
海岸などで聞き込みを続ける沖先生だったが、
「タズネアルクモサガシアタラズ」と伴に電報を打つ
テレビドラマに夢中!-巨人の星 その球団首脳部との会談
「探さない、補強しない、もちろんクビにもしない…これじゃ堂々めぐりだ」
「困りますねえ、監督がこれじゃ」
「現実にどうするんです、このままペナントレースに入るんですか?」
「それはやむをえんでしょうな」と川上は口を開き、
「私は星に期待しているんです。あることに真剣に打ち込む男は勝負にも強いはずです」
テレビドラマに夢中!-巨人の星

沖先生、美奈の墓で飛雄馬を発見
テレビドラマに夢中!-巨人の星 がっかりしたなあ、君には!
テレビドラマに夢中!-巨人の星 「ダメなんです、力が抜けて…」
「当たり前だよ、こんなところにウロウロしていたら!」
「なにかここで野球に代わる新しい生きがいでも見つけて…」
テレビドラマに夢中!-巨人の星 ばかーっ!
「許してください、死ねばよかったんです」
「死ね、今からでも遅くはないよ」と先生は冷たく言い放つ
「だがこの宮崎で死んでもらっては困る、多摩川で死ね!」
テレビドラマに夢中!-巨人の星 多摩川で…
こうしてついに飛行機に乗った飛雄馬であった――「さよなら、美奈さん…」
そして多摩川グラウンドにユニフォーム姿の飛雄馬が
喜ぶ伴に、「俺は死にに帰ってきたんだ…」
川上に頭を下げると「帰ってくればそれでいい」と川上は短く答える
せめて給料を下げてください、と飛雄馬は食い下がるが、
それは球団が決めることだと言って川上は背を向けた
飛雄馬に手を振りほどかれた伴、「どこへ行く、星!」
「外野だ…球拾いをするんだ…」
追いかけようとする伴を川上は押しとどめ、「あれでいいんだよ」
「生まれ変わるには、時間がかかるのだ…」
テレビドラマに夢中!-巨人の星

巨人の星 全11巻セット (講談社漫画文庫) ¥7,161


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