Mの悲劇[第7~8回]|くるりと一転 | テレビドラマに夢中!

Mの悲劇[第7~8回]|くるりと一転

2005年1月16日-3月20日
21:00~21:54
TBS
脚本:橋本裕志
プロデューサー:伊佐野英樹・瀬戸口克陽
音楽:菅野祐悟
演出:土井裕泰・石井康晴・山室大輔

* cast
安藤衛:稲垣吾郎
相原美沙:長谷川京子
久保明:佐々木蔵之介
島谷有紀:岡本綾
中西瞳:吉岡美穂
相原亘:柏原収史
安藤礼子:吉行和子
安藤愛子:浅見れいな
大川刑事:佐藤二朗
薮本:渡辺卓
尾崎雄介:大西滝次郎
下柳晃一:成宮寛貴
高山真治:井澤健
島谷龍太郎:伊武雅刀

$テレビドラマに夢中!-Mの悲劇

7:衛に自殺を止められた美沙は病院に運ばれたが、翌朝姿を消す。衛は営業への復帰を促す島谷に自分を見つめ直すために警備の仕事を続けたいと伝える。同じ頃、亘を刺したチンピラ藪本が仮出所し、尾崎が面倒を見ることに。藪本は「あの事件には隠された事実がある」。美沙は衛への嫌がらせを自首するが、衛は被害届を取り下げる。美沙に頼んで亘の眠る墓を訪れた衛は過ちを詫びて謝罪する。再出発を心に決めた衛だが、衛を陥れようとする人間が他にもいると大川刑事は言う。「薮本は誰かに頼まれて衛を襲った」と尾崎から聞いた衛は、薮本が晃一と会っているところを目撃。一方、美沙は亘の墓前で島谷と出会う。
8:衛は晃一に詰め寄るがはぐらかされる。一方、また島谷らしき人物が美沙の借金を尾崎に返済していた。有紀は衛と付き合い始めて晃一に別れを告げたが、事件の日、晃一は衛を追いかけて行った。衛が薮本に襲われる場に遭遇したが衛を見捨てて引き返したと晃一は告白した。明は安全高層都市プロジェクトのリーダーに任命されたが、薮本が現れて口止め料を要求する薮本。さらに会社では、明が怪文書を取引先にばらまいたことを知る真治(井澤健)から、プロジェクトのメンバーに入れて欲しいと迫られる。一方、美沙は暴力事件に依頼者がいたと有紀から聞かされて驚く。新プロジェクトの記者発表が行われ、その新聞記事を見た薮本が明に3000万を要求すると、明は殺気立った表情に…。明のマンションに入った衛と美沙が見たものは、バスタブの中で縛られていた薮本だった。そして凶暴な眼差しで二人の様子を窺う明の姿が……。


久しぶりに鑑賞再見。
思えば秋ドラマが始まるまでのつなぎと思って見始めたのに時間切れとなったのだった。
結局全部終わるまで棚上げになっちゃってたなー。
しかし再開しても思ったよりちゃんと覚えているものだ。
前回まででお話が折り返したということもある。
展開が遅いと思っていたが、
ハセキョーの心は急に折れ、加害者ではなくなったとたんに精彩を失う。
迷惑顔だった佐藤二朗の刑事が今さら頼もしくなり、
専務の娘である岡本綾もゴロちゃんに捨てられて、背景の人物になっていく。
最後まで疑惑が残ったのは成宮寛貴だが、これも良い人であることがわかった。
金貸しの大西滝次郎まで何やら親切になってしまうのがおかしい。
みんな良い人で悪者が佐々木蔵之介だけではバランスが悪く、
残り話数をもたすためには、何か裏があるはずと勘ぐるのが普通だろう。
佐々木は珍しくワル顔を熱演していたが、
それと、伊武雅刀の専務とハセキョーとの因縁、
なにやら屈託がありそうな吉岡美穂のキャラだけでもう2話ひっぱるのは、
少々無理があるのではと思わされる。
もっとも、最近のドラマのように最終回ですべての難問が解決してしまうのも、
さすがにちょっと興ざめであるのだが。
そう思えば、早々に黒幕との対決に話を絞ってしまうのも好感がもてる。

☆これまでの「Mの悲劇」
第7~8回|くるりと一転(2010-10-)
第5~6回|展開が遅すぎる(2010-10-31)
第3~4回|ダレ場だ~(2010-10-11)
第1~2回|主役ふたりはいまひとつだけど…(2010-10-03)


Mの悲劇 DVD-BOX/稲垣吾郎,長谷川京子,佐々木蔵之介

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