アマプラで鑑賞
※画像はお借りしました
若き正義感溢れる刑事 チェ・ウシクさん
事件解決数トップだが黒い噂のあるエース刑事 チョ・ジヌンさん の二人が主演
チョ・ジヌンさんの内偵として、潜入していた警官が殺される。日頃からチョ・ジヌンさんを疑う監察部の係長が、次の内偵(モグラ)として、規定を遵守し違法捜査を許してはいけないと頑なな若手刑事チェ・ウシクさんに目をつける。同僚を捜査する役目なので、断るが、殉職したのに表彰されず葬られた父親のことを教えてくれるというのと引き換えに、この役目を引き受ける。
しかし、調べても、黒い連中と組んで私腹を肥やしているわけではなく、捜査のためだとわかっていく。そう報告しても、監察はチョ・ジヌンさんを捕まえる方向で動く。真実と疑いの間で判断に悩むチェ・ウシクさん。
白にも黒にも偏り過ぎるな。グレーでみろ。
という、チョ・ジヌンさんの台詞が、この年になるとわかる。(気がする)。
世の中、黒はまあ、もちろんだが白すぎても生きづらい。白くても偏ると悪になる。でしょ?
最終的に、チェ・ウシクさんも、チョ・ジヌンさんのように、ちょっと悪の部分を使って捕まったチョ・ジヌンさんを釈放させる。
自分も自分より悪いヤツを捕まえる…と。
誰の中にも悪があり、うまく使って、生きてる…と思う。
…事実かどうかわからないが、韓国の警察は昔、捜査のためのお金がなく、中には自腹で追う熱血もいたが、多くは犯人を追う交通費が足りなくなって追うのをやめていたとか。(犯罪者は…野放し)そのために、資金づくりで寄付してくれるお金のある方々と繋がり、汚い世界ができていったとか。
これぞ人の世ですね。
どこまでも、善と悪は背中合わせなのですね。