復讐と罪と…。映画「少女は悪魔を待ちわびて」 | 渡邊津弓のイトオシイ毎日☆

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自分を大切にすることを一生懸命やっているところです。

アマプラで鑑賞

※画像はお借りしました。



15年前、警察官だった父親を殺された少女ヒジュ(シム・ウンギョンさん)。複数の殺人容疑で逮捕された男ギボム(キム・ソンオさん)は、裁判で証拠不十分になり、ヒジュの父親を含む、複数の事件は罪に問われず、判決は15年の服役となる。それから、15年。父の同僚警官たちの援助で、警察署でアルバイトをしながら育ったヒジュは、ギボムの出所の日を待ちわびていた。



普段はクラシックを愛する「のだめちゃん」のままのシム・ウンギョンさんが、恐ろしく緻密に復讐計画を立てていて、しかも実行する。↑こんな表情のシーンが満載。



犯人役のギボム(キム・ソンオさん)花遊戯のオ・ヨンソさんの不動産屋の事務員のイメージが強いもので、こんなワイルドな演技にびっくりでしたが、低音ボイスが悪役にハマってました。




さらに意外だったのが、ヒジュの父親の後輩で、今は班長でヒジュを護る良いおじさんにヨン・ジェムンさんびっくりこの方、キング(イ・スンギさんとハ・ジウォンさんのドラマ)で、狂いまくりの悪者で、他でも悪役ばかりで、しかも手強いから、嫌いチュー(ごめんなさい)でしたが、今回、良い人。しかも、犯人に裏をかかれる警察。絶対守ってくれそうな強さがあるのは、悪役のイメージのおかげ(笑)


ヒジュは、ギボムに正しく罪を償わせるために、自ら殺人を犯しギボムに容疑がかかるように仕向けていく。



こんな顔で人を殺す…


こんなに殺してたら、最後は「死」しかないよな…って、途中で思うくらい。


最後のギボムとの戦いはまさに死闘。チュー


ヒジュが

「事故は一瞬だけど悲劇は長い時間」

「十分に悲劇を味わって死になさい」

と言って、ギボムを殺そうとする表情は怖いけど目が離せない。


そして、ラスト。

逆にギボムに追い詰められたヒジュが発するセリフ。

「私たち、罰を受ける時間よ」

「この姿はおじさんのせい」

「全部おじさんが殺した。私も。」


ギボムの呆然とする表情に、少女の勝ちがわかる。


壮絶な少女の人生を味わった。



映画の中で出てくる

ピンクの手編みのマフラーが

韓国旅行した時に

買った手編みのマフラーに似ていて

↓こちら

これは、店主のお父さんが編んだと言ってましたがニコニコ 流行ってたのかしら。とてもふかふかで温かいけど、東京ではあたたかすぎてあまり出番がないまま…。韓国は寒いから、このくらいのマフラーが必要なのかな。


ヒジュの手編みのピンクのマフラーをつけた、警察署のおじさんたちが、印象に残って終わりましたニヤリ


キム・ウォネさんも警察署の刑事でご出演されていてピンクのマフラーがお似合いでした。爆笑


他に新米刑事役でアン・ジェホンさんも出てました。ここぞ!って時に、犯人に刺されちゃいました笑い泣き


見応えのある作品でした。