アマプラで鑑賞
画像はお借りしました。
イ・ソンミンさん主演
妻にチン・ギョンさん
刑事にキム・サンホさん
買ったばかりの家のベランダから
殺人の現場を目撃してしまった。
犯人の報復から家族と自分を守るために
口をつぐんだ主人公が
追い詰められていく。
他人の悲劇に無関心な住民たち。
でも、目撃してしまったら。
目撃者になってしまったら…
怖かった。
イ・ソンミンさん演じる主人公の行動は、道徳的には良くないものだろう。
けれど、わかる。
わかりすぎて、怖かった。
黙っていても怖いし、自分が黙ってたために、もしかしたら助けられた命が喪われた事実も苦しくて。
でも、勇気をだすことは震える。
また、何も知らない妻や幼い娘が、
ここって時に、彼をピンチに陥れる
これに、イラッとした。
家族ってそうなんだな。
愛しくて守りたくて、でも、厄介。
話せばいいのに、隠すから。一度ならず二度までも。怖がらないように?でも、知らないから危険に向かうことも…って、久しぶりに、画面に向かって「ああっ!もう!だからっ」って、声出してましたわ。
そして、正義を促す警察よ!
キム・サンホさん!目のつけどころはシャープなのに(古いですか)
頼りにしてるのに!弱すぎるわっ!
守れてないじゃんっ!
(韓流ドラマあるある)
っていうね(笑)
ラストのイ・ソンミンさんと犯人の闘いのシーン。流血どころか、土砂まみれのゾンビのようなイ・ソンミンさんが、倒れた犯人を見下ろす表情(泥パック状態でしたが)、その、無表情な目が、印象的でした。見応えのある映画でした。
それにしても、家を買うとか、新築するとか、って、何らかの犠牲が出るということを耳にしたことがありますが、これ、まさにそんな感じよね…って。
賃貸の方がいいのかねぇ、なんて関係ない方向に思考が飛んでしまった次第です