(本31)黄粱夢 | さようなら、子宮 の備忘メモ

さようなら、子宮 の備忘メモ

44歳、都内一人暮らし。最大41mmの筋腫で全摘出を決めました

 

芥川の「黄粱夢」

岩波文庫では『蜜柑・尾生の信』に所収

 

 

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 「夢だから、猶(なお)生きたいのです。

 あの夢のさめたように、

 この夢もさめる時が来るでしょう。

 その時が来るまでの間、

 私は真(しん)に生きたと云える程生きたいのです。

 あなたはそう思いませんか。」

 

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手術すると決めてから、

いちばん怖いのはやっぱり全身麻酔。

手術説明を受けても、直前になっても

これは変わらずでした。

 

どうかちゃんと目が覚めて、

手足が今までどおりに動きますように。

 

術後の痛みは正直どんなかわかんないけど、

そのときはそのときで、がんばるしかない。

意識と、手足がちゃんと動けば、なんとかなる。

 

9/30に、ちゃんと家に帰って来られますように。