このブログを読んだ時
小学生のころだったか
中学生のころだったか
「好きな人の子どもに生まれたかった」
と思っていたことを思いだした。



「親子関係なら、その人からずっと愛してもらえる」


って思ったからだと思う。


今考えたら、ちょっと怖いかも(笑)




うちはサラリーマン家庭ではなく
自営業なので、父はずっと家で働いていました。



家にはいたけれど、休みが平日だったので
休みに家族でどこかに出かけるということもなく、クリスマスも年末も31日まで仕事をしていたので、お正月らしいことをする家でもなく、もちろん誕生日のお祝いとかもありませんでした。



母の刷り込みが、おおいにあるとは思うんだけど(笑)
父は、一般的に言われるような父親らしい父では無かったかな。

あまり子どもに興味があるようにも思えなかったし。







そんな父

母が亡くなってから
何を思ったのか、急に父親に。

母がいなくなって4年だから、
父親4年生か。


やたらと私達に対して気にかけるようになり、
お休みにゴルフに出掛けてくれたほうがありがたいのに、気を使ってセーブしたりする。

やたらと話しかけてくる。

何かをしようとすると、
それは自分がやるから、やらなくていいと止めてくる。

だんだんと鬱陶しく感じるようになっていった。

そして、
鬱陶しく感じてしまう自分を、
責めることも増えていってた悲しい


「好きな人の子どもに生まれたい」

と思っていた私はいずこ?(笑)




父に抱っこされて撮った写真がないから撮ってほしい!と珍しく主張して撮ってもらったことを思い出し、今朝ひっぱりだしてきました。


ほんとは、父に気にかけてほしかったんだろうね。


4月に82歳を迎えます。
未だに働いてくれている
(働かせてるともいう泣き笑い

長生きしてほしいとは思わないけど
寿命を全うして、あちらに帰っていってほしい





母が亡くなった時、
寂しさよりも、もう心配しなくてもいいんだ
という安堵感のほうが大きかった。


人は必ず死ぬ。


父が先に逝くとは限らないけれど、
送る時が来ると思うと
一緒にいられる時間を大切にしたいです。







といいながら、
イライラしちゃうんだろうけど(笑)