谷崎潤一郎記念館・【猫ノ居ル応接間ニテ】〜光と影のラビリンス〜 ③ | HONORI・A 's a Hiding Place Photo Cafe ♬

谷崎潤一郎記念館・【猫ノ居ル応接間ニテ】〜光と影のラビリンス〜 ③

谷崎潤一郎没後50年・生誕130年
【猫ノ居ル応接間ニテ】
              〜光と影のラビリンス〜

今回の先ずのコンセプトは、
奇を衒う訳でも無く 
谷崎潤一郎作品のひとつの作品からのイメージを三人の作家に依頼し創作して頂きました。
特に誰がどの作品を選ぶのかは云わずともがな…
(笑)。
IT時代になり、
量産的なモノで済ましたりしがちな傾向。
肉眼で美しいものを感じ取る、良いモノを観る眼を養うことをかなり意識する、
視覚をメカニズムだけに捉われてはいけないなぁという想いも私の心の中に有りました。
書いていて…あ、そうか、
今は昔とは逆に、
人によればSNSなどから逸脱する為の自然風景であったり、美術であったり音楽であったり紙媒体であったりする事も有り得るのかなって。
そんな事を書いてゆくとキリないですね(笑)
実はDMの紙質にも拘ったのです。
だから捨てんといて下さいね〜(笑)

そして、谷崎テーマは「食」も面白いのですが、
今回は何方かといいますと「空間・部屋」です。

観に来て頂いて、自由に解釈をして感じて貰うのが良いのです。
私の眼が感じたことは。。。


先ずは、
絵画の高濱浩子氏の「鍵」
彫刻の井戸博章氏の「細雪〜古の四柱」、

白壁に映えるステンドグラスの様な幾何学的な絵画と
上に向かって抽象的に伸びる彫刻が
ひとつの空間=【応接間】に見事に嵌りました‼︎

お二人とも流石に、
「陰翳礼讃」を理解しているぢゃないか‼︎
…って感じですね(笑)
間接照明が映えますし、
太陽の光の入る日中の昼間よりもどちらかというと曇りの日、
薄暗くなる夕方〜夜に掛けての光の当たり具合が一番美しく観える様に思います。
此れは冬の西陽の当たる自然光でも綺麗だろうなぁ〜と思いますね。
其処に、
KimmiE氏の柔らかい可愛いらしいイメージの猫や犬や金魚の作品が
会話をする様に巧く鎮座している…という。
【倚松庵】の一部屋にこいさんを含む四人姉妹が仲良く笑ってお喋りをしている様です。
面白いな!
「陰翳礼讃」でいいますと、この部屋で谷崎嗜好の柿の葉寿司にお酢を垂らして食べて欲しい(笑)
あ、谷崎潤一郎記念館ロビーギャラリーは飲み物だけだけれど。〜3

搬入の日に私は何だか心の中でいい笑みになったといいますか…。
とても嬉しく、三人の作家の生みのエネルギー消費を労いたいと思います^ ^

※  そうそう、
私の写真(カメラワーク)では拙いので実際に観に来て下さいね〜♬


                                     企画・青木穂典


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30日間のうち一週間経ちましたが、
作家在廊が毎日は難しいですので、残念ですが、
来て下さった方々〜どうもありがとうございます^ ^

18日は作家全員在廊致します♬
海の日ですので…ちょっとサプライズを‼︎

※ あと、30日の井戸氏の「木のブローチを作ろう」
ワークショップ、未だ空きがございます。
夏休みに入るのでお子様と一緒に如何でしょう。

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