当初、3本の予定でしたが、10名で3本なんて、足りないことは予想済みでしたが、これほどあくとはおもいもよりませんでした。ヽ(゜ー゜;)ノ
お粗末ながら、少々テイスティングを記してますので書いておきます。
シャトーヌフ・デュ・パプ・ドメーヌ・ド・マルコー・2007
ヌフで有名ドメーヌです。14世紀からの老舗です。(老舗のレベルがちがいますなぁ(;´ρ`) )
色は、やや濃い色調ですが、すこし淡いような気もする、まったくもって間逆なのですが、不思議とそんな印象を受けるのです。
香りは、ほのかな甘みと、ふくよかなフローラルが、秋の草木やきのこ、小豆を使った和菓子、栗きんとんを思い浮かべます。すこしのシェリーとグラッパ、アルコール感はやはり半端ないっす。
味わいは、最初は、育ちのよさを物語るように、わがままで硬く、人見知りしてるいのかと、次第に甘く切なく、爆発的に感情をあらわにするようで、劇的に変わっている。いわゆるツンデレ系なワインかな(笑)
ゆっくりとお付き合いしたいなぁと思う次第です。
余韻は以外に短く感じました。(それでも長い部類かとおもいますが、このクラスならもうちょいあってもいいかなぁと思うのでそう感じるのかもしれません。)
ラトシエール・シャンベルタン・ポール・レイツ・1995
こちらも、大御所。僕は不勉強で知らなかった(;´ρ`)
色は、薄く淡い、さすがに熟成の色がでているのと思えます。エッジにかけて、ピンク、オレンジ、イエロー、透明色と、変わるのは時を経たないと出ない色ですね。
香りは、それこそ、お気に入りの使い込んだ革財布、動物的で腐葉土やきのこ、オレンジの皮、小さな赤系の花、少しミルキーな香りもあり、複雑すぎて全部は拾えないです。
味わいは、まずその、シルキーさ、タンニンがこれほどかというほどにベルベット、ビロード、ベロアなど高級生地をたとえるのはこのことなのかと、酸がまだまだ存在感を見せては主張するが、嫌味ではなく全体をまとめているのかと、この薄いとさえ思えるなかにボリューム感とコクを出させるのはこの酸のおかげと思う。口はうるさいけど、いざとなれば頼りになる先輩的な存在かもしれません。
余韻は非常に長め。ほんと楽しめます。
シャトー・マルゴー・2004
はい、今日のメインディッシュ。ヽ(´ー`)ノ
もう説明いらないですよね。 失楽園での話はもう昔のこと、時を感じるのは、ワインも人生も一緒かもね。
色は、まだまだ色あせてない、しっかりとした色調を保ってます。見た目は若々しいですね。
香りは、なんていうんだろう、いいワイン、高いワインに共通する、表現しきれない高貴な香り(ぼくはそう思ってます。)複雑で、妖艶、まどろみの中とはこのことなのでしょうか、こじんまりしてるけどお気に入りのお花いっぱいの花壇。紅茶や枯葉、黒胡椒、黒系のベリー、あとは降参です。
味わいは、優しくほほえましい。シルキーなタンニンはいうまでもなく、口の中にさっきの香りが通り、酸も適度にあり果実実とのバランスがすばらしい。木の実のタルトとカフェラテを楽しんでるように感じます。余韻は一番ながいかも、ほんとうにいつまでもつづきそうです。
オーパス・ワン・2008
次何飲むの?で、これです。
説明いらないっすよね。
この価格帯なら、僕は一番コストパフォーマンスが高いワインだとおもいます。(それでもお高いんですが(´Д⊂)
色は、濃い色調 これが一番若いヴィンテージといえば納得。パープル色がつよい、ディスクにかけてもそれほどかわりません。
香りは、意外と単純なのかも、ミルキーで、カカオ、カシス、杉とほんとお手本のような香りです。
味わいは、それはマルゴーよりも美味しいんじゃないかと思える。コクがありボリューム感しっかりと、誰が飲んでも美味しいと思えるのは、そのバランス感覚かと、甘み果実味、酸味、苦味、このバランスが絹の糸のように細く、針の穴を通すような味を決めてくる。
高級料亭で飲むお出汁もバランスを大事にします、濃すぎず薄すぎず、丁度よいとはほんとこのことなのかと。
余韻はもちろん長いです。
僕自身も、大変楽しませていただき、株式会社関西合同会計事務所の皆様ありがとうございました。 ≧∇≦