いい作り手は、安くなっても(格がおちても)良い物を作る、納得がいくものをつくる、いわば職人質な方たちが、ことブルゴーニュに多くいる気がします。

(世界中のワインを飲みつくしたわけじゃないけどねぇ)



僕がまだ、ワインの入り口に入ったときに教えていただいたワインの一つ。



その味わいは、鮮明に覚えてる。



そのときは、先にルフレーヴのプルミエを飲んだ後なのに、こっちのほうがインパクトありました。




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ブルゴーニュ・キュヴェ・アリナール・ドメーヌ・ベルナール・デュガ・ピィ・2007

もう、人気の作り手ですね。
こういう人達のワイン、ヴィラージュでさえ諭吉さん一人じゃ足りませんから、こういうお買い得ワインは嬉しい限りです。

色は、ノンフィルターですが、輝きがあり、透き通ってます。ただならぬオーラというんでしょうか。すこし感じます。パワーです。

香りは、やや薄い気もしますが、それはそれで華やかできらびやか、すこしオレンジの皮のような甘い柑橘、土のような枯れた香り、それらに混じってかトリュフのような乾いたきのこのようなものも、ただし、ほんと香りは弱いです。

味わいは、繊細で儚げ、これはヴィンテージによるものか、僕が以前飲んだのは03年ですから、まったく個性がちがってました。あっちは濃厚でした。
まったく、真逆な性格なのに同じ印象も受けるのはやはり兄弟だからなのでしょうか。よくある話でしょ。やんちゃなアニキとおとなしめの弟なんて。


これは、なぜお買い得かといいますと、もうほとんどジュヴレシャンベルタンなんですね。国道沿い(いわゆるルート74という結構有名なんですね)にある畑なんですが、そこから畝で何列かは、このキュヴェに落とされるというわけなんですね。樹齢が少ないやら、排気ガスがあるからだとか、そんな理由があるかないかはホントのところしりませんが、(見てないしねぇ(;´ρ`)) それでも、人気銘柄が楽しめるのには変わりませんからぁ ヽ(´ー`)ノ
実質価格は、ヴィラージュの半分以下から1/3くたらいです。
余裕があれば、飲み比べてみたいもんですねぇ。≧∇≦





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