今週のドイツワイン達です。

思ったことを素直に書いております。(;´ρ`)


泡 ザンクト・ラウレンティウス・リースリング 2007
繊細な泡立ちから、アカシアの蜂蜜のような甘い香り。
口に含むと立ち上る酸とミネラルのバランスが妙にしっくりきていて癒される優しい味わい。

白A グリュナーフェルトリナー・クラシック 2009
白い花やレモンなどを連想される。一瞬動物的ニュアンスを含む猫のおしっこにたとえられるようなソーヴィニョン・ブランをイメージさせられる。
さわやかな風が吹くかのように、苦味からくるミネラル。あとあじに酸がひんやりと残る。

白B フェルスト・シルヴァーナー・ピュアミネラル 2008
冷たい春風が吹く草原に疾駆する白馬をイメージする。
塩っぽい香りから、酸とミネラルのバランス、柑橘のイメージとともにすとん落ちるような余韻は飲みやすくさせる。

白C エストリッヒ・レンヒェン・シュペトレーゼ 2006
甘い花の蜜の香りに誘われてただよう蝶のよう。
蜜の奥には冷たい大理石のような風が吹く。
しばらくすれば、ケミカル的なニュアンス、灯油のような香りが立ち上り複雑な香りが混ざり合う。
レモネードのようなさわな甘味と酸味。さっぱりとしたシュペトレーゼは初めての体験かもしれない。

赤A ルッペルツベルガー・リンゼンブッシュ 2008
ピュアな香り、ベリーのようなすっぱさも、強いアルコールが鼻腔を強烈に通り過ぎる。
薄く平坦な味わいは軽く、ほのかな苦味は柑橘の皮やスパイスからくるのかも。

赤B1 ガニメット 2003
クレームシャンティのような甘い香りとオレンジのイメージ。
土っぽいニュアンスに苦味からくる枯葉や腐葉土。
お茶のような清涼感が感じられる。

赤B2 ブラウフレンキッシュ・ブルゲラント 2007
ガメイのような野暮ったい品種の特徴かとおもいきや、いい方向で期待裏切らせる。
エレガントにしあがっていて、上位のボジョレーどころかピノノワールのようでもある。
そんなに飲んだことはないけど、これは素直に美味しいと思える、ただし軽さは否めない。