不妊治療始めてから10年...(21) | いよいよアラフィフ

いよいよアラフィフ

約10年間にわたる不妊治療の末、
授かることは出来なかったけれど、
得たものもありました。
40代後半に差し掛かり、治療のあれこれを
振り返りつつ、日常を綴っています。

とにかく年齢も年齢なので

私の場合はまずひと月でも早く

若い卵子を採取して保存した方が

良いとのことだった。

 

それもそうだろう。

このクリニックにかかり出した時

私はもう42歳を過ぎていた。

 

まずは3回、低刺激法で採卵を

行った。

 

以前の治療で毎回8個は

採卵出来ていたのに、

今回は3回とも3個ずつという

結果だった。

 

なかなか卵が育たないのだ。

 

30代と40代ではこうも差が開くのか

と、かなりショックを受けた。

 

なんとか採卵できた9個の卵子を

凍結させておいた主人の精子と

顕微授精をさせる。

 

1回目は全て受精後2日目で

凍結。

どれもグレードは「2」だった。

上から2番目の出来。

 

2回目は3つを胚盤胞まで

育てた。

けど、胚盤胞になったのは

1つだけ。

 

でも、1つでも残ってくれたことが

嬉しかった。

グレードは中間くらい。

 

3回目も全てを受精後2日目で

凍結。

グレードは1回目と同じく

全て「2」だった。

 

残った受精卵は合計7つ。

 

どうかこのうちのどれかが

うまくいってくれますように。

 

採卵はこれ以上はしないと

決めた。

 

続く