こんにちは、電気に無知で工作技術の拙い私がピュアストレートトーンアームを製作してみましたので、紹介させていただきたいと思います。


まずは、このような姿になっています。

あまり見かけないタイプかなー?と思います。

1点支持のヤジロベエ型で、尖っているものに上から乗せるタイプはよく見かけますが、こちらは吊ってあるタイプになります。モビールに近いかな?





この構造の音質的メリットは…特に無いかな?と思いますが、木の棒に両面テープで吊り金具を軽く取り付け、棒の下を通したカートリッジからのケーブルと一緒に12mmの熱収縮チューブで適度な強さでまとめているだけなので、木の棒が軽い力で回転して動き、レコード面とカートリッジの水平が簡単に調整できます。ちなみにウェイトはm8のただのワッシャーです。



端子は特殊な感じですが、端子部分のプラッチックのネジを外すと、アームと台座が容易に分離します。端子はアース用でプラスのみ金メッキで、RCAケーブルの片側のプラグをアース用端子にしてあります。RCAケーブルは自作です。

この形式にした理由は、カートリッジからのケーブルを、好みでエナメル線などに交換しやすくするためです。あと試していませんが、端子の組み換えで、ステレオカートリッジのモノラル化にいいことないかな?と思っています。




台座には1/4のネジをとりつけましたので、適当な三脚などを取り付け、分厚いプラッターのプレイヤーにも対応できるのでは?と思います。ヤジロベエなので、台座の水平はある程度までは無視できます。

台座より立っているアルミの棒も100均のパイプカッターで簡単に短くカットできますので、低く調整も可能です。




次回は空気録音とはいきませんが、レコード再生の動画をアップしたいと思います。


ではでは