桜色とロイヤルブルー

Cherry tree and blue flowers

金沢で最後の商談を終え東京へ向かう。高山から松本へ抜け中央道のコース。平湯へ向かう手前に重要文化財の旧荒川邸がある。見事に花開いた桜の木々があまりに綺麗で車を降りた。近づいていくとそれがかなりの樹齢であろう古木であることに気づいた。さすがに古民家。桜満開と言えど暗く重厚な威厳を辺り一帯にたたえている。しかしふと桜の樹の下が不自然に華やかであることに目が止まった。青い。桜とブルー。こんなの見たことない。古木らしい渋くて豪快な盆栽の様な樹の幹。空には満開桜の天蓋。そして樹の下にはコクのあるロイヤルブルーが散りばめられている。面白い！このコントラストが楽しくてしばらく見入ってしまった。仕事モードでも旅の驚きは見つけられるものだネ。