雑草記5.15 | 海老蔵世代の一市民による自由研究

海老蔵世代の一市民による自由研究

ジャンル問わず、バカバカしい事からシリアスな事まで、何でも自由研究課題にして考察していきます。
どうぞ宜しくお願いします。

最後の人

昭和13年〜14年
最後の人が亡くなりました。

時代背景から調べます。


近衛文麿内閣で、中国重慶爆撃があり、ナチスドイツがオーストリアを併合し、第二次世界大戦(1939〜1940)が始まった頃。
2人の最後の人が亡くなっています。


渡辺 蒿蔵(わたなべ こうぞう)
昭和14年 97歳で死去

14歳 松下村塾入塾
負けん気が強く、吉田松陰からとても可愛がられたそうです。

20歳 奇兵隊入隊
21歳 禁門の変参戦

高杉晋作、久坂玄瑞、伊藤博文らと共に松下村塾で学び、奇兵隊に入隊。


こんな格好をして


会津軍・薩摩軍と戦っていた事になります。


24歳〜30歳(6年間)
 アメリカ、イギリスに海外留学。

留学したお陰で、その間に起きた国内戦争で死んだり暗殺されず、帰国後、新政府で活躍する事になります。


新選組 最後の生き残り

昭和13年 90歳で死去

18歳 新選組加入
(もしかしたら、京都巡回中に坂本龍馬に会っていたかも知れません)

19歳 鳥羽伏見の戦い参戦。 

土方歳三や近藤勇らの指揮の元、

こんな格好をして


薩摩軍と斬り合っていた事になります。



昭和10年代は、若い頃はちょんまげをして刀を振り回していた人がまだ生きていた時代だった事が分かります。

昭和生まれの私。
幕末からそれほど経っていない様な気がしてきました(-_-)。