かごの鳥…

意味  籠の中の鳥のように、身の自由が束縛されている状態のたとえ。 また、そのような境遇の人。 -goo辞書より-


いつからか、私は自分のことをかごの鳥だと思うようになった。


強制されたわけではない。


専業主婦になりたかったし、自分でも望んでそうなったのに、気づいたらまるでかごの鳥のようだな…と自分のことを思っていた。


家の全ての家事を担当して、育児も全部やった。

単身赴任もあったし、家にいても早朝出勤で帰りも遅い夫はあてにできなかった。


その時はもう必死だったから、子どもたちのことと毎日のタスクをこなすことしか考えてなくて。


それなりに頑張ったし、満足感もある。


でもふと子どもたちが成長して、私のことがあまり必要じゃなくなってきたときに、そう言えば何も残ってないことに気づいた。


ずっと家にいてくれとは言われたことはない。

でも結果的にいないと何もかもが回らない状況にいて、頑張ってしまった。


頑張ったことに後悔はしてないんだけど…


なんだか虚しい。


私の人生、これから先はもっと変えていきたい。