ローマ建国はギリシャ神話まで遡る?
ローマが建国された伝説というのは
ギリシャ神話に登場する
アイネイアスという英雄一族の話まで遡ります。
現在のトルコ西岸にあったとされる
トロイア王国の末裔、
アイネイアスという一族の一行が
炎上する都から逃れるようにして
イタリア半島へ辿り着いたのが
始まりだとか。
そこに一族が
‘アルガ・ロンバ‘という国を建国。
そこから長い年月の間、
王位を巡る争いが頻繁に起こり
先王の娘が産んだ
双子の兄弟の命が危ぶまれたので
籠に入れられ、
テヴェレ川に逃がすように
捨てられてしまったそうな。
紀元前753年
パラティーノの丘の麓に
流れ着いた赤ちゃん。
メスの狼によってすくすくと
育てられた2人の名は、
ロムルスとレムスとなり
立派に成長をしたのち、
兄のロムルスが
パラティーノの丘にローマを建国。
一説ではロムルス→ローマになったとか。
伝説上、
ロムルスとレムスが発見された場所として
現在、真実の口広場にある
サン・ジョルジョ・イン・ヴェラブロ教会がある。
※ヴェラブロとは沼地という意味。
ちなみに紀元前100年に産まれた
誰もが知る英雄
‘ガイウス・ユリウス・カエサル‘は
このアイネイアスの末裔にあたり、
超由緒正しい家柄のお方。
更にこのアイネイアスの母は
ギリシャ神話に登場する女神(ヴィーナス)
ときたものですから、
カエサルは生まれながらにして
超高貴な血筋だったのです。
半分は人間、半分は神みたいな?
日本で言う所の国生み神話と似ていますね。
カエサルはユピテル神殿の神官になるために
必要な条件だった、
貴族出身の妻を持つために
英雄モンナの娘、
コルネリアと最初の結婚を。
3度の結婚の他
男女問わず?!
愛人はた~くさんいたそうですね。
クレオパトラ7世との愛欲劇も有名です。
そんなユピテル神殿は
ローマにある7つの丘の中で
一番高いカピトリヌスの丘に建っていました。
現在はミケランジェロが設計した
カンピドリオ広場となっています。
今も現存しているなんて
ロマンですよね♡
お読みいただき、ありがとうございました♪