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今回は、PSYCHO-PASSで待望の映画です。
PSYCHO-PASSのシリーズが始まって10周年。
1シリーズが始まったのは2012年からでアニメシリーズと映画を加えるとかなり長い作品になりますね。
今回のPSYCHO-PASS PROVIDENCEは
PSYCHO-PASS Sinners of the System Case.3 恩讐の彼方にとPSYCHO-PASS3の間の話になるようだ。
前回のPSYCHO-PASS3 FIRST INSPECYORのラストに出てくる朱ちゃんと慎導くんたちのシーンでも予測をしていましたが
なぜ、朱ちゃんが所沢に収監されていたのか
なぜ、禾生局長を殺すに至ったのか
PSYCHO-PASS3でその話に触れることなく進められていた話がついに明かされる。
しかも、いつの間にか
宜野座さんに須郷さんが外務省に移動していたのも気になっていたけどそういう経緯だったのか。
映画のストーリーは、この映画ひとつでちゃんと構成されていた。一言で納めると最高だった。
やっぱり初期メンバー好きだな。
狡嚙さんが必ずピンチの朱ちゃんのもとに駆け付けるのも彼女を庇うシーンも最高だった。
やっぱりこの二人が好きですね。(ファンとして)
雑賀先生、かっこよすぎよ。でも、ちゃんと手を握ていてほしかった。朱ちゃんのためにも。
要所要所で、かつてのバディともいえる朱ちゃんと狡噛さんとの電話のシーンや会話は本当にお互いを信頼しているという。
そして、ラストの前に手紙を読む狡嚙さんのシーンを見て思った。
シリーズ1で狡嚙さんが朱ちゃんに手紙を書いていて
「あんたの下で働けて幸いだった。」に対して
「狡噛さんに会えてよかった。」と手紙で返す朱ちゃん
二人とも、手紙を読んで馬鹿とつぶやきながら苦しそうに手紙を読んでいた。
相反するふたりではあるが、これがお互いの本心であることが伝わるシーンだった。
そして、最後の衝撃的なシーン
狡嚙さんは、部下の仇を復讐するために槙島を殺した。
朱ちゃんは、法と正義のために禾生局長を殺した。
ここもまた相反するシーンであったと思う。
このシーンは、EDを歌っているEGOIST/当事者 の最後の歌詞にもある
「命が消える やさしさのせいで
弱さが罪というなら答えて
私は誰を犠牲に生きていい?
銃口を向けた あなたに見えるように
そして銃声が響く
遠くで聞こえる罵声と絶叫
正義を問いかける
私は生きる あなたを犠牲に
自らの手を汚すことを選んで
私は当事者になる 今」
という歌詞がラストの朱ちゃんの描写とピッタリなんですよね。
そして、犯罪件数にも驚かされた。公には公表していないにしてもあの数字は驚きですね。まるで・・・
そして、霜月監視官の彼女の悲痛な言葉が気持ちが本当に辛かったと思う。
憎まれ口をたたきながらもおそらくこの二人には強い絆があったと思うから。
もう一度といわず何回も見に行きたいなって思いました。
この映画を含めて時系列通りに見ていきたいと思いました。
朱ちゃんと狡嚙さんの心情の変化とかを見たいと思いましたね。