棚:白の丸卓
主菓子:朝顔
『今日のお棚も何でも出来るよ』と先生
(今日は何をして楽しみますか⁈)
と言われてるように聞こえた
お濃茶だと「茶筅飾り」も「仕組み」も
「組み合わせ」も出来る…
でも今日も私はお薄に!
基本のお薄を今
しっかり稽古したいと思って行ったから…
でも今日は…
お点前をしている途中、お点前以外のところで.
初歩的なうっかりミスに気付いて
「ど〜しょう」と焦りました
お茶碗にお湯を注いで茶筅通しをしている時、
「アレ?まさか!」って、気づいたのです
指輪を取るのを忘れてることに
ガーン
とにかく、途中で手を止めたくなくて
そのままお湯を捨てお抹茶を入れお茶を
点てました
そして客にお茶を出した後、
正面を向いてから
そっと指輪を外し、
ポケットもない服装だったので
左側の畳の端っこにそっと置いたとき、
先生が
『忘れないようにね』ってサラッと
おっしゃった。
指輪をしたままだったことに
気づいていらっしゃったんだ!
(恥ずかしい…)
でも何も言われなかった…
(私が自分で気づくのを待ってた⁈)
そうだった!
先生はそんな人だった!
何もかもわかっていらっしゃる
見通していらっしゃる。
私の小さな小さな変化を察し、
言葉に出して褒めてくださるような方だった。
最初から気づいていたけど、そのことは
指摘せず、
置いた指輪を忘れて帰らないように、
だけ言ってくださったのだ。
このミスのおかげで、またこのような感動を
得ることが出来た
✱総飾り✱
“白木”の棚の場合、柄杓の合はうつ伏せに
“塗り”の場合は合は上向きに置く
蓋置は水指の真ん中に置く
お濃茶と異なり、最後に全部飾るのがお薄の総飾り