先日は久しぶりに「唐物・真」のお稽古をして
来ました。
「真・行・草」という型の中で、1番格が高いのが「真」。
最初は「草」からお稽古を始めるのかと
思っていたら違っていて、「真」からお稽古。
最初に格が高い「真」をしっかり学び、
その後少しづつ崩していき「行」、「草」と
なるそうで、基本をしっかり身に付ける為に
「真」をしっかりとお稽古しましょう、と!





唐物は茶入れが中国からの伝来もので
日本のものより高貴なものだったので、
扱いが凄く丁寧!
通常のお濃茶点前とも違うところも沢山!
⚪︎帛紗の畳み方
⚪︎茶入れに触れるときは必ず手をくる
⚪︎茶入れを差し出すとき、向きを変える時は
 時計周りに回す
⚪︎柄杓は置くとき、きり柄杓ではなくおき柄杓
⚪︎拝見時は客は帛紗を使って茶入れを拝見
⚪︎拝見の時の置き場所は茶入れの格が高いので
 少し上に置く
…他にもいろいろ
これは実際、手を動かして回数を重ねるしか
ないのかも…
 
来週も「唐物」頑張ろうグー





主菓子:八重菊
茶入れ:唐物の肩付き
茶杓:象牙の利久形
仕覆:藤種緞子