今月は唐物のお稽古に集中

 

お菓子:山ユリ

棚:桑小卓(くわこじょく) 

茶入れ:唐物

お仕覆:藤種緞子

使用茶杓:象牙



 


 

今日は客側の作法のポイントを

アウトプット

お茶をいただく時は

いつもの作法と変わりないけど、

道具の拝見のときは“唐物”てある茶器を扱うので

通常とは違う

 

道具の拝見を所望する時、「割乞い」をする

 まず茶入れの拝見を乞い

 茶入れが出されたあと、

 茶杓と仕覆の拝見を乞う

三点出されたあとは

亭主が建水を水屋に引いたタイミングで

取りに行く→通常通り

“唐物”お茶入れを拝見するときは、

自分の帛紗を広げて(1/4)、その上に置く

*お茶入れを手に取るときは、全て手先を

 くって扱う

茶入れを帛紗こと自分の前に持って来て、

まず両手をつき拝見

茶入れを左下側に置き直し、蓋を開け

そのまま蓋だけ真ん中に置く

肩ひじを畳につけて茶入れを拝見

蓋を被せ、帛紗の真ん中に置き直す

再度両手をつけ、左右を拝見

帛紗こと茶入れを前に置き、次

茶杓、仕覆を拝見する

 

返しに行く時に、茶入れを帛紗の外側に置き

帛紗をしまう

唐物のお茶入れの扱いは、

茶入れに触れる全ての所作が特別!

当時は中国から渡って来た陶磁器は

本当に貴重で別格だったんだ、と思う

今の “Made in China” のイメージとは

違いますね

 

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