《お濃茶》
道具: 茶入 赤膚(あかはだ)
仕覆 瓢箪間道(ひょうたんかんとう)
コロナで、
お稽古のスタイルが一客一亭となった。
茶室には、先生と私だけ。
自分でお茶を点てて、自服する🍵
お客もいないし私がお客になることも
ないので、今は他の人のお手前を
見ることもない。
改めて、人の所作をみることが、
学びになっていたことがわかる…。
逆に、自分しかいないので
自分だけに集中するようになった。
自分と向き合うしかない…。
昨日のお稽古のあと、先生から
「今日は丁寧なお手前でした」という
言葉をいただいた。
自分では、まだまだ無心でお茶を点てる
ことは出来ず、頭で色々考えてしまい
考え過ぎて所作をとばしてしまったり
する…

そんな私の内側を
先生はじっくり観察し
変化を感じておられる。
いつも、先生からは最後に
私のその時の状態を言い表した
言葉をいただいている。
正しく見抜かれている…。
感謝

コロナだから、
いつもと違うお稽古になり
自分だけの世界に向き合うことに
なったけど、
これは良いことの一つのように
思えてきた。