若い世代と会話をすると世代間ギャップを感じることは多くあります。その中でもちょっと恥ずかしかったのが親から食べ物を与えられる際の話についてです。私が幼児だった頃の記憶なのですが、固い食べ物や熱い食べ物は母親が1度口で噛み砕いて私に与えられたことがありました。今振り返るとゾッとするような出来事ですが、母親からすると親心だったのかと思います。しかし、現代でこのようなことは行っていけません。可愛い我が子のためと思ってやっていることが子供が歯医者へと通う回数が増えてしまう可能性大です。生まれたばかりの子供の歯は口の中に菌が入らない限りは健康な状態です。そんな健康な歯に歯周病を持っている親が噛み砕いた食べ物を食べさせられたら子供に菌が移ってしまうのです。食べ物以外でも注意が必用です。過度なスキンシップにより、キスから菌が子供の歯に移ることもあります。子供を愛するという気持ちは理解できるのですが、虫歯になると子供が歯医者通いなんてこともあります。そうなると治療費もかかるので勿体ないです。
 

小学生の時は、学校帰りに歯医者なんてこともありました。帰るときは普段と同じ道を帰ってくるので、別に何か変わったことはないのですが、なぜかいつもとちょっと違う気持ちで帰っていたことを覚えています。道が違うとか、著しく時間が遅いとかなら分かるのですが、別にそんなことはないのです。ですので、今思えばなんか不思議な感覚だなと思うのです。ちょっといつもと違う自分、というかんじでしょうか。確かに、歯は綺麗になってはいるのです。でも言ってしまえば、それだけなのです。それなのに、いつも違う景色に見えていたのですから不思議です。夕方のあのなんとも言えないかんじとか、結構好きでしたね。センチメンタルになっているわけではないのですが、いつもの自分とも違うかんじで、不思議な気分になったものです。ちょっと景色の色が違うだけで人の気分ってこんなに変わるものなのかと、大人になった今はなおさら思いますね。考えすぎでしょうか。
 

先日、歯医者に行ってきたのですが、会計について納得がいかない事がありました。行かれた事がある人は分かると思いますが歯医者も通常の病院と同じように医療点数による算定により毎回の会計金額が決まります。〜処置〜点、〜の説明〜点と言った具合にその日行った説明、処置に対しての点数に応じた金額がイコール会計金額となります。しかしその日私に対して歯医者から行われた事は①今後の治療方針の説明と確認②同意書の取り付けの所用10分のみです。口の中は一切見られてもないし、触られてもないです。しかし、会計時の診療報酬明細書の中に、『処置スケーリング〜点』という項目で歯石除去代金がガッツリ請求されていました。正直その場では『は?』と思いましたが、私も医療事務でもないので点数計算に詳しい訳じゃありません。そういう物だと思う事にして支払いを済まして帰りましたが帰ってからもスッキリしない私は知り合いの別の医者に相談しました。すると『それはおかしい』とその知り合いも同調してくれたので私は先程行った歯医者にすぐ連絡しました。事情を説明するとあっさり自身の間違いを認めて謝罪し返金を申し出てきました。そこまではよかったのですが返金方法は次回来院頂いた際にその時の支払いと相殺するとの事です。『は?持ってこいよ!』と思いましたが、個人的には不信感があったのでもう行く気がなかったため『返金は結構です』と返答してTELを切った上で、厚生労働省(医療診療報酬の適正を調査)にTELして苦情を申し入れました。その後その歯医者がどうなったかはわかりません。妙典 歯医者